特許
J-GLOBAL ID:200903075339056787

ペンタアリールシクロペンタジエン類とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-225898
公開番号(公開出願番号):特開2000-053599
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】種々のペンタフェニルシクロペンタジエン類を一段の反応で容易に且つ低廉に製造することができる方法を提供することにある。併せて、この方法によって得られる新規なペンタフェニルシクロペンタジエン類を提供することにある。【解決手段】アリール基を置換基として有していてもよいシクロペンタジエン類又はメタロセン類若しくはメタロセンジハライド類に酢酸パラジウムのようなパラジウム触媒と助触媒(例えば、第3級ホスフィン類や塩化ジルコニウムのような金属ハロゲン化物と塩基(例えば、炭酸セシウム)の存在下に、アリールハライド、好ましくは、ブロマイドを反応させて、ペンタアリールシクロペンタジエン類を製造する。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、Arは第1の1価のアリール基を示し、Xは塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子から選ばれるハロゲン原子を示す。)で表わされるアリールハライドをパラジウム触媒と塩基の存在下に一般式(II)【化2】(式中、Y1 、Y2 、Y3 及びY4 はそれぞれ独立に水素原子又は第2の1価のアリール基を示し、Y1 とY2 は共に芳香環を形成してもよく、また、Y3 とY4 は共に芳香環を形成してもよい。)で表わされるシクロペンタジエン類又は一般式(III)【化3】(式中、Y1 、Y2 、Y3 及びY4 は上記と同じであり、MはFe、Co、Ni、Ti、V、Cr、Mn、Ru、TiA2 又はZrA2 を示し、Aは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子及びフッ素原子から選ばれるハロゲン原子を示す。)で表わされるメタロセン類若しくはメタロセンジハライド類と反応させることを特徴とする一般式(IVa)、(IVb) 又は(IVc)【化4】(式中、Arは前記と同じであり、Z1 、Z2 、Z3 及びZ4 はそれぞれY1 、Y2 、Y3 及びY4 に対応しており、Y1 、Y2 、Y3 及びY4 がそれぞれ水素原子であるとき、Z1 、Z2 、Z3 及びZ4 はそれぞれ第1のアリール基を示し、Y1 、Y2 、Y3 及びY4 がそれぞれ第2のアリール基であるとき、Z1 、Z2 、Z3 及びZ4 はそれぞれ第2のアリール基を示す。)で表わされるペンタアリールシクロペンタジエン類の製造方法。
IPC (8件):
C07C 13/28 ,  B01J 31/04 ,  B01J 31/24 ,  B01J 31/26 ,  B01J 31/38 ,  C07C 1/32 ,  C07C 2/86 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 13/28 ,  B01J 31/04 X ,  B01J 31/24 X ,  B01J 31/26 X ,  B01J 31/38 X ,  C07C 1/32 ,  C07C 2/86 ,  C07B 61/00 300
Fターム (18件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AB40 ,  4H006AB92 ,  4H006AC22 ,  4H006AC24 ,  4H006BA02 ,  4H006BA10 ,  4H006BA25 ,  4H006BA32 ,  4H006BA37 ,  4H006BA53 ,  4H006BA69 ,  4H039CA40 ,  4H039CA41 ,  4H039CD10 ,  4H039CD20 ,  4H039CD90

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