特許
J-GLOBAL ID:200903075340626295

示差走査熱量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330650
公開番号(公開出願番号):特開平11-160261
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 ドリフトが小さく応答性に優れた示差走査熱量計を提供すること。【解決手段】 試料温度はプログラム温度に従い炉温制御器で粗制御されると同時に、検出器温度制御器により精密に温度制御される。また、試料と参照に温度差が生じると、示差熱補償回路により直ちに温度差が零に復帰するように試料と参照の近傍に個別に設けられたヒータへの供給電力が調節され、供給電力の差が示差熱流として出力される。
請求項(抜粋):
熱良導体から成り内部に試料を収納するための空間を有する熱溜と、前記熱溜の内部に固定され金属抵抗体による対称な回路パターンが施された絶縁基板から成る検出器と、前記検出器内の金属抵抗体の抵抗値を検出することにより検出器の温度を測定する温度測定回路と、前記検出器内の対称な一対の金属抵抗体回路の抵抗値を比較することにより検出器に載置された試料と参照との温度差を検出する示差熱検出回路と、時間ごとの温度目標値を出力するプログラム温度関数発生器と、前記プログラム温度関数発生器の出力に応じて前記熱溜の温度を制御する熱溜温度制御器と、前記プログラム温度発生器の出力と前記温度測定回路の出力との比較結果に基づき前記検出器内の金属抵抗体回路に流す電流値を制御することにより前記検出器の温度を制御する検出器温度制御器と、前記示差熱検出回路の出力が絶えず零に戻るように前記検出器内の対称な一対の金属抵抗体の各に適切な電流を流すための示差熱補償回路とを備え、熱流束型の低ドリフト性と入力補償型の高応答性を両立させることを特徴とする示差走査熱量計。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-165944
  • 温度制限回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-143728   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特開平4-184157
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