特許
J-GLOBAL ID:200903075343689328
液滴吐出装置とその駆動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214323
公開番号(公開出願番号):特開平7-060959
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単で高密度の印字が可能で、しかも耐久性にすぐれクロストークが無く高品質印字可能で静かな液滴吐出装置を実現する。【構成】 隔壁1a〜1gによって区画される複数の流路2a〜2fを有する流路基板3の端面に、圧電素子板からなるカバープレート4が固着される。このカバープレート4は、一面にコモン電極6が形成され他面に流路に対応する複数の駆動電極7a〜7fが形成され、各流路ごとに交互に逆向きに分極される。液滴吐出する流路2b,2d,2fに対応する駆動電極7b,7d,7fに、この流路と対応する部分の分極方向Pと同方向の電界を加えて流路容積を減少させ、それと隣り合う流路2a,2c,2eに対応する駆動電極7a,7c,7eに同様の電界、すなわちその部分の分極方向P’と逆方向の電界を加えて流路容積を増加させて、容積増減のバランスをとり液滴吐出時の他流路への影響をなくす。
請求項(抜粋):
面方向に対して実質的に直角方向に設けられている複数の隔壁と、前記隔壁によって区画される複数の流路とを有する流路基板と、厚み方向に分極されるとともに、一方の面にコモン電極が形成され他方の面に前記流路に対応する複数の駆動電極が形成された圧電素子板からなり、前記隔壁端面に固着されているカバープレートとを含み、前記複数の駆動電極のうち、液滴吐出を行うべき流路に対応する駆動電極には、前記カバープレートの当該流路に対応する部分の分極方向と同方向の電界が加えられ、それと隣り合う流路に対応する駆動電極の少なくとも一方には、その流路に対応する部分の分極方向と逆方向の電界が加えられるものであることを特徴とする液滴吐出装置。
IPC (2件):
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