特許
J-GLOBAL ID:200903075343962385

焼結炉排ガス中の一酸化炭素の酸化制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280257
公開番号(公開出願番号):特開平5-115750
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 焼結炉排ガスの乾式還元脱硝を包含する排ガス処理に先立つ焼結過程において、焼結炉から発生する排ガス中の一酸化炭素濃度が一定化し、排ガス処理工程での触媒による一酸化炭素の酸化燃焼による熱回収率を向上する。【構成】 焼結炉1から発生する排ガスを熱交換器4で昇温した後、脱硝反応装置8で脱硝処理する。脱硝した排ガス中の一酸化炭素ガスを一酸化炭素酸化装置に導いて触媒による一酸化炭素の酸化燃焼により排ガスを再び昇温し、熱交換器4で熱回収する。このように排ガス処理工程に供給する排ガス中の一酸化炭素濃度を一定化するため、排ガス中の一酸化炭素濃度を変動させる要因に応じて、焼結炉1に装入する配合原料中のコークス比を変化させる。
請求項(抜粋):
焼結炉から発生する排ガスの乾式還元脱硝を包含する排ガス処理工程中に、この排ガス中の一酸化炭素を酸化触媒で酸化燃焼させ、その酸化熱を回収するに先立つ焼結過程において、前記焼結炉に供給する焼結鉱配合原料中のフリー水分含有量, 結晶水分含有量, 大気中の水分含有量, 配合コークスの粒度分布および/または平均粒径等の焼結炉排ガス中の一酸化炭素濃度を変動させる要因に応じて焼結鉱配合原料中のコークス比を変化させて、焼結炉排ガス中の一酸化炭素濃度をほぼ一定に保ちつつ、前記焼結炉から発生する排ガスを乾式還元脱硝を包含する排ガス処理工程に供することを特徴とする焼結炉排ガス中の一酸化炭素の酸化制御方法。
IPC (3件):
B01D 53/36 103 ,  B01D 53/36 101 ,  C22B 1/16

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