特許

J-GLOBAL ID：200903075351091849

リン含有廃油の処理方法

発明者： 井上 俊二 ,  竹田 正
出願人/特許権者： 日本碍子株式会社
代理人 (1件)： 名嶋 明郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-317481
公開番号（公開出願番号）：特開平5-126996
出願日： 1991年11月05日
公開日（公表日）： 1993年05月25日
要約：

【要約】【目的】 使用済燃料の再処理工程から発生するリンを含有する放射性の廃油等を、設備を腐食させたりフィルタを短時間で目詰まりさせることなく焼却処理すること。【構成】 リンを含有する放射性の廃油にオクチル酸カルシウムのようなカルシウムを含む有機溶液を混合し、この混合廃油を焼却炉5内で燃焼させる。燃焼排ガスはセラミックハニカム9を充填した高温フィルタ10によりろ過し、更にHEPAフィルタにより精密ろ過して大気中へ放出する。

請求項（抜粋）：

リンを含有する放射性の廃油にカルシウムを含む有機溶液をリンに対するカルシウムの割合が化学当量以上となるよう添加混合し、この混合廃油を焼却炉内で燃焼させ、燃焼排ガスをセラミックハニカムを充填した高温フィルタによりろ過し、更に排ガスフィルタにより精密ろ過して放出することを特徴とするリン含有廃油の処理方法。

IPC (2件)：

G21F 9/14 ,  G21F 9/02 551

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-211497
  
• 特開昭62-039793
  
• 特開平1-061698