特許
J-GLOBAL ID:200903075355212489

ラクトン重合用触媒およびラクトンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288636
公開番号(公開出願番号):特開平8-325365
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】温和な条件下に、分子量が高くかつ分子量分布の狭いポリラクトンを得る方法を提供すること。【解決手段】(A)IVB族遷移金属のメタロセン化合物と、(B)Y+ ・Z- 〔Y+ は、HN+ R1 R2 R3 、ピリジニウムカチオン、カルボカチオンまたは金属カチオンであり、Z- は、ホウ素アニオン、ClO4 - またはCF3 SO3 - である〕またはB(C6 Fn H5-n )3 (式中、nは0≦n≦5である)からなるラクトン重合用触媒。前記ラクトン重合用触媒の存在下にラクトンを重合するラクトンの重合方法。
請求項(抜粋):
(A)下記式(I)で表される遷移金属化合物と、【化1】(式中、Mは周期律表第IVB族の遷移金属原子であり、Cp1 およびCp2 は、互いに同一でも異なっていてもよく、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子であり、これらのシクロペンタジエニル骨格を有する配位子は置換基を有していてもよく、またCp1 とCp2 とがアルキレン基、置換アルキレン基、シリレン基または置換シリレン基を介して結合されていてもよく、X1 およびX2 は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリールアルキル基またはアリール基である)(B)下記式(II)で表されるイオン性化合物または下記式(III)で表される有機ホウ素化合物とY+ ・Z- ...(II)〔式中、Y+ は、HN+ R1 R2 R3 (ただしR1 、R2 、R3 はアルキル基またはアリール基)で表されるプロトンを持つ4級アンモニウムカチオン、ピリジニウムカチオン、カルボカチオンまたは金属カチオンであり、Z- は、ホウ素アニオン、ClO4 - またはCF3 SO3 - である〕B(C6 Fn H5-n )3 ... (III)(式中、nは0≦n≦5である)からなることを特徴とするラクトン重合用触媒。
IPC (2件):
C08G 63/82 NLY ,  C08G 63/08
FI (2件):
C08G 63/82 NLY ,  C08G 63/08

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