特許
J-GLOBAL ID:200903075356646997

陽極酸化処理用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107658
公開番号(公開出願番号):特開平7-292449
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【構成】 Mn0.8〜3.5wt%、Fe0.05wt%を越え1.0wt%未満、Si1.0wt%以下を含有し、かつTi、B量を微量に規制したAl合金の溶湯を、特定冷却速度かつ特定鋳造速度で双ロール鋳造して、特定の表面結晶粒組織を有する鋳造板を得、そのままあるいは冷間圧延を施し、鋳造以降のいずれかの段階で250〜600°Cで0.5〜24時間加熱する。【効果】硫酸浴による陽極酸化処理のままでグレ-の色調を有しかつ安定した木目(柾目)調の不連続縦縞模様を有する板を確実に得ることができる。
請求項(抜粋):
Mn 0.8〜3.5wt%、Fe 0.05wt%以上1.0wt%未満、Si 1.0wt%以下を含有し、かつTiが0.01wt%以下、B量が0.002wt%以下に規制され、残部がAlおよびその他不可避的不純物よりなる合金の溶湯を、双ロ-ル鋳造法を用いて冷却速度5C/sec以上の冷却速度で、かつ鋳造速度を0.8m/min以上で鋳造して、表面の結晶粒の50%以上がLL/LT≧2.0かつLT≧2.0mm(LLは結晶粒の鋳造方向に平行な最大長さ、LTは結晶粒の鋳造方向に直角な最大長さ)からなる鋳造板を得、続いてその鋳造板を、250〜600Cで0.5〜24時間加熱することを特徴とする、陽極酸化処理後にグレ-の色調の不連続縦縞模様を呈する陽極酸化処理用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (5件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/00 ,  C25D 11/04 306 ,  C25D 11/04 308 ,  C25D 11/04 310

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