特許
J-GLOBAL ID:200903075359439151

締付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523876
公開番号(公開出願番号):特表平10-500760
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】筒状の開口部(3)を有する外側の構成要素(1)、特にハブを、開口部(3)に対し同軸に設けられかつ筒状の外周面(4)を有する内側の構成要素(2)、特にシャフトと結合する締付装置(10)は、錐面(13)として形成された外側の周面を有する内側の錐状要素(11)と、錐面(19)として形成された内側の周面を有する外側の錐状要素(18)と、錐面(22,23)として形成された内側及び外側の周面を有する中間のコニカルリング(21)とを含む。これらの周面は錐状要素(11,18)の外側及び内側の錐面(13,19)と同一のテーパ角度(14,20)を有する。一方の錐面対(19,23)のテーパ角度(20)は、戻り止め角度からの角距離をもって、戻り止め範囲にあり、他方の錐面対(13,22)のテーパ角度(14)は戻り止め範囲を上回っている。軸方向の締付ねじ(5)は、中間のコニカルリング(21)を内側及び外側の錐状要素(11,18)に対し軸方向に互いに緊張する。2つの錐面対(13,22;19,23)の錐面の少なくとも1に、周囲に縁部を設けられた開口部が具備されている。
請求項(抜粋):
筒状の開口部(3)を有する外側の構成要素(1)、特にハブを、前記開口部(3)に対し同軸に設けられかつ筒状の外周面(4,44)を有する内側の構成要素(2,42)、特にシャフトと結合する締付装置(10,40)であって、 錐面(13)として形成された外側の周面を有する内側の錐状要素(11,30)と、 錐面(19)として形成された内側の周面を有する外側の錐状要素(18,33)と、 錐面(22,23)として形成された内側及び外側の周面を有する中間のコニカルリング(21,32)であって、これらの周面は前記錐状要素(11,30;18,33)の前記外側及び内側の錐面(13,19)と同一のテーパ角度(14,20)を有し、軸方向に摺動自在に協働し、前記錐面(13,19)と共に、夫々錐面対(13,22;19,23)を形成し、前記中央のコニカルリング(21,32)の前記錐面(22,23)の頂部は前記コニカルリング(21,32)の同一の側で軸方向に位置しており、戻り止め角度からの角距離を有する一方の錐面対(19,23)のテーパ角度(20)が戻り止め範囲にあり、他方の錐面対(13,22)のテーパ角度(14)が戻り止め範囲を上回ってなる中間のコニカルリング(21,32)と、 前記中間のコニカルリング(21)を前記内側及び外側の錐状要素(11,18)に対し軸方向に互いに緊張させる軸方向の締付ねじ(5)と、を具備する締付装置において、 2つの錐面対(13,22;19,23)の錐面の少なくとも1に、周囲に縁部を設けた少なくとも1つの開口部(31,41)が具備されていること、を特徴とする締付装置。

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