特許
J-GLOBAL ID:200903075366015499

三次元繊維構造体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294381
公開番号(公開出願番号):特開平9-137336
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 複数の板状部が接続部において屈曲状態で連続する形状に形成された三次元繊維構造体の接続部の物性を高め、接続部において糸層を結合する糸の挿入作業を簡単にする。【解決手段】 三次元繊維構造体Fは2枚の板状部1a,1bが所定の角度をなすように、コーナ部2により屈曲状態で接続された断面ほぼL字状に形成されている。板状部1a,1bは互いに平行に配列されたx糸層、y糸層及びバイアス糸層と、各糸層を結合する厚さ方向糸z及びコーナ部用糸cとから構成されている。厚さ方向糸zはコーナ部2以外の部分において各糸層と直交する状態で三次元繊維構造体Fの厚さ方向に配列されて各層を結合する。コーナ部用糸cは隣接する2個の板状部1a,1bのなす角を2等分する面と平行に複数本配列されている。コーナ部用糸cの配列ピッチは、厚さ方向糸zの配列ピッチとほぼ等しいピッチで配列されている。
請求項(抜粋):
複数の板状部が接続部において屈曲状態で連続する形状に形成されるとともに、各板状部が複数の糸層を積層して形成された少なくとも2軸配向となる積層糸群と、その厚さ方向に配列された厚さ方向糸とを含む少なくとも3軸で構成され、隣接する板状部の接続部と交差する方向に延びるとともに各板状部の厚さ方向と直交する面に沿って配列され、かつ両板状部に跨がって連続する糸をその構成要素として持ち、前記接続部において前記糸層と交差するように配列される複数本のコーナ部用糸を互いに平行に配列した三次元繊維構造体。
IPC (2件):
D03D 25/00 ,  D03D 41/00
FI (2件):
D03D 25/00 ,  D03D 41/00 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-119138
  • 特開平2-229239
  • 三次元織物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-219040   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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