特許
J-GLOBAL ID:200903075375626140

電気通信システム、加入者ユニット、および加入者ユニットを具えるテレビジョン受像機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-517335
公開番号(公開出願番号):特表2000-502537
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】伝送チャネルを経て互いに通信する近端加入者ユニットおよび遠端加入者ユニットを具え、少なくとも前記近端加入者ユニットを手ぶら通信用に配置した電気通信システムは既知である。この既知のシステムにおいて、前記近端加入者ユニットは、前記近端加入者ユニットを3つの安定状態、送信モードと、受信モードと、休止モードとに制御する二重コントローラを具える。前記既知の加入者ユニットは、半二重モードにおいて動作し、送信経路および受信経路用の音声およびノイズ検出器と、前記モード切り替えを制御する音声レベル比較器とを有する。モード切り替えにおいて、手ぶらモードにおけるハウリングを防ぐために、前記受信および送信経路において適切な利得適合を行う。前記既知の二重コントローラは、近端話者がマイクロホンから比較的離れている場合、満足に動作しない。近端話者がマイクロホンから比較的離れている場合に満足に動作する電気通信システムを提供する。前記システムの時定数は、遠端話者が話を止め、近端話者が引き継いだ場合影響を受け、その結果、前記遠端において音声の損失は生じない。
請求項(抜粋):
伝送チャネルを経ての遠端加入者ユニットとの手ぶら通信用に配置された近端加入者ユニットを具え、少なくとも前記近端加入者ユニットが、マイクロホンおよびマイクロホン増幅器を有する送信経路と、ラウドスピーカ増幅器およびラウドスピーカを有する受信経路と、前記近端および遠端加入者ユニットからの信号を検出する信号検出手段を有する二重回路と、前記加入者ユニットを、送信モード、受信モードおよび休止モードを含む少なくとも3つの動作モードの内1つに音声検出手段の出力信号に応じて切り替える音声スイッチとを具え、受信経路利得を前記送信モード中に低減し、送信経路利得を前記受信モード中に低減し、前記送信および受信経路利得の双方を前記休止モード中に低減し、前記近端加入者ユニットが、該近端加入者ユニットが前記休止モードにある休止時間を前記送信または受信モードからの切り替え時間より実際的に長くするために前記音声スイッチを制御する制御手段を具える、電気通信システムにおいて、前記二重コントローラが、前記近端加入者ユニットが比較的遠い手ぶら距離において使用され、それによって増大した増幅器利得が前記近端加入者ユニットにおいて設定される場合、前記近端加入者ユニットがハウリングするのを防ぐために必要な増大した切り替え範囲によって生じる前記受信モードから前記送信モードへの切り替え時間における実際的な増加を減少する切り替え時間減少手段を具え、前記切り替え時間減少手段を前記信号検出手段に結合し、前記信号検出手段が前記送信経路において音声信号を検出し、前記受信経路において音声信号を検出しない場合、前記切り替え時間における増加を減少するようにしたことを特徴とする電気通信システム。

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