特許
J-GLOBAL ID:200903075377595004

機密保護方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-272059
公開番号(公開出願番号):特開平8-137733
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 マルチユーザのオペレーティングシステムにおけるファイルの機密保護を図る。【構成】 ファイルのアクセス優先度を示すアクセス権レベルをファイル属性(211,221,231,241)に含ませ、ユーザーが全ファイルをアクセスする場合のアクセス権レベルを定義したアクセス権定義ファイル(24)を設定する。前記2種類のアクセス権レベルを比較することにより、当該ユーザがアクセス可能か否かを判断する。【効果】 アプリケーションプログラムごとにデータフォーマットを定義する必要がなくなり、データファイルやプログラムの互換性を保つことができる。
請求項(抜粋):
複数のユーザプロセスがファイル群をアクセス可能な計算機システムにおいて、前記ファイル群は、複数のファイルとアクセス権定義ファイルとから成り、前記複数のファイルにはそれぞれ、ファイルに対するアクセスの優先度を示すアクセス権レベルがファイル属性として含まれ、前記アクセス権定義ファイルには各ユーザプロセスの全ファイルに対するアクセスの優先度を示すアクセス権レベルが予め定義されており、前記ファイル群と前記複数のユーザプロセスとの間にはファイルアクセス部を有し、該ファイルアクセス部は、ユーザプロセスがファイルをアクセスするとき、ファイル属性を読み込み、この属性の中のアクセス権レベルと前記アクセス権定義ファイル中の当該ユーザプロセスの全ファイルに対するアクセス権レベルとを比較して、前者のアクセス権レベルが高ければアクセス要求を拒否し、後者のアクセス権レベルの方が高ければアクセス要求を許可することを特徴とする機密保護方式。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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