特許
J-GLOBAL ID:200903075382510246

光重合性組成物及びそれを用いた感光感熱記録材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-241451
公開番号(公開出願番号):特開平11-084647
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 紫外光のみならず可視光〜赤外光を用いても容易に記録を行うことができる光重合性組成物の提供。【解決手段】 エチレン性不飽和結合を有する重合可能な化合物と、下記一般式(1)で表される有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物アニオン塩とを少なくとも含有し、有機カチオン性色素化合物がテトラメチン化合物の少なくとも1種である光重合性組成物である。有機カチオン性色素化合物は、下記一般式(2)で表されるテトラメチン化合物である態様が好ましい。
請求項(抜粋):
エチレン性不飽和結合を有する重合可能な化合物と、下記一般式(A)で表される有機カチオン性色素化合物の有機硼素化合物アニオン塩とを少なくとも含有してなり、該有機カチオン性色素化合物が、下記一般式(I)及び一般式(II) のいずれかで表されるテトラメチン化合物の少なくとも1種であることを特徴とする光重合性組成物。一般式(A)【化1】一般式(A)において、D+ は、有機カチオン性色素化合物を表す。R1 、R2 、R3 及びR4 は、例えば、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基、置換アラルキル基、アルカリール基、置換アルカリール基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニル基、置換アルキニル基、アリサイタリック基、複素環基、置換複素環基及びこれらの誘導体から選択され、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、これらの内の2個以上が直接又は置換基を介して連結して含硼素ヘテロ環を形成していてもよい。一般式(I)【化2】一般式(I) において、A1 は、下記一般式(1) で表される基を表す。L1、L2 、L3 及びL4 は、メチン基を表す。R5 は、アルキル基、アリール基又は複素環基を表す。V1 及びV2 は、水素原子又は1価の置換基を表す。p1は、0〜4の整数を表す。但し、p1が2以上の場合、V1 は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。一般式(II)【化3】一般式(II)において、A1 は、下記一般式(1) で表される基を表す。L5 、L6 、L7 及びL8 は、メチン基を表す。R6 は、アルキル基を表す。V3 及びV4 は、水素原子又は1価の置換基を表す。p2は、0〜4の整数を表す。但し、p2が2以上の場合、V3 は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。一般式(1)【化4】一般式(1)において、Z1 は、硫黄原子、セレン原子、酸素原子又は炭素原子を表す。V5 及びV6 は、水素原子又は1価の置換基を表す。R7 は、アルキル基を表す。R8 及びR9 は、アルキル基、アリール基又は複素環基を表す。p3及びp4は、0〜4の整数を表す。但し、p3が2以上の場合、V5 は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。p4が2以上の場合、V6 は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。
IPC (5件):
G03F 7/029 ,  C08F 2/50 ,  G03F 7/004 514 ,  G03F 7/031 ,  H01L 21/027
FI (5件):
G03F 7/029 ,  C08F 2/50 ,  G03F 7/004 514 ,  G03F 7/031 ,  H01L 21/30 502 R

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