特許
J-GLOBAL ID:200903075383769537

デュプレックスコンピュータ装置の共用ディスクデータの制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-511683
公開番号(公開出願番号):特表平11-512540
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】フォルトトレラントシステムでは、2台の別個のディスクドライブにデータを書き込むことが知られている。1台のコンピュータが故障した時に、もう一台のコンピュータが運転を継続できるように、コンピュータを二重化することもまた知られている。このようなシステムでは、通常、稼働中の装置は両方のディスクドライブを制御する。ディスクドライブの直近に使用された領域(例えば、ディレクトリー)は、再びすぐに読み出されなければならないようなので、これらの領域を、コンピュータの主メモリにキャッシュすることもやはり知られている。コンピュータ(10、20)の主メモリにキャッシュすることによって、動作が速くなるけれども、各々が、ディスクドライブ(14、24)を使用する可能性を持っているデュプレックスコンピュータを使用する時、問題が起こる。もし、1台のコンピュータがディスクドライブのデータを変更するならば、もう一台のコンピュータは必ずしもこの変更を認識しておらず、そのメモリの古いデータを使用してしまう。本発明に従うと、ディスクドライブ(14)の制御を必要とするコンピュータ(10)自体が、それを予約する。もし、予約が成功ならば、ディスクタスクを実施する。もし、ディスクドライブ(14)のデータを変更するならば、もう一台のコンピュータ(20)に、この変更を通知し、そのコンピュータ(20)は、変更されたデータに対応するキャッシュされているデータを、そのメモリから消去する。
請求項(抜粋):
少なくとも2台のコンピュータ(10、20)、共用ディスクドライブ菌(14)、コンピュータ(10、20)及びディスクドライブ(14)に接続しているディスクドライブバス(15)を備えるシステムにおいて、 共用ディスクドライブ(14)を使用する第1のコンピュータ(10)は、 ディスクタスクの前に、第2のコンピュータ(20)が、共用ディスクドライブ(14)で行った変更の通知を送ったかどうかを調べ、 検知された通知に応答して、共用ディスクドライブ(14)の変更された領域に対応するデータを、そのキャッシュメモリから消去し、 ディスクタスクを実施し、 第2のコンピュータ(20)に、ディスクドライブ(14)で変更されたデータを通知することを特徴とする共用ディスクドライブ(14)を制御するための方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-105642
  • データベース管理システムとその管理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-233896   出願人:富士通株式会社, 富士通コミュニケーション・システムズ株式会社
  • 特開平4-033149
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