特許
J-GLOBAL ID:200903075383990110

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232285
公開番号(公開出願番号):特開平11-062524
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】内燃機関用バルブタイミング調整装置において、油圧室からの油圧が大きいときにおいても、油圧室からの圧油漏れを簡単な構成で低減し、高精度に位相制御可能なバルブタイミング調整装置を提供することを目的とする。【解決手段】 シューハウジング3にはシール薄板50が設けられ、ベーンロータ9を周方向に駆動する油圧室からの圧油の漏れを、シール薄板50の背面からの油圧でシール薄板50をベーンに圧接させてシールすることにより防止するという技術的手段を用いる。進角油圧室に油圧が供給される際に、その油圧がシール薄板50に設けられた油圧導入路53を通り、シール薄板50とギア1の間に満たされる。そして、その油圧でシール薄板50がベーンロータ9に押し付けられ、ベーンロータ9を周方向に駆動する油圧室からの油圧漏れを防止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられる内燃機関用バルブタイミング調整装置において、ハウジング部材と、前記ハウジング部材に収容され前記ハウジング部材に対し所定角度範囲に限って相対回動可能なベーンを有するベーンロータとを備え、前記ハウジング部材には前記ベーンロータの端面に面して位置するシール薄板が設けられ、該シール薄板の反ベーンロータ側に前記ベーンロータを周方向に駆動する油圧を導入する圧油導入路が設けられていることを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G

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