特許
J-GLOBAL ID:200903075390163431

自己修復システムを有する画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251073
公開番号(公開出願番号):特開平5-088468
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】修復作業を記載した事例を用いて、故障に対する自己修復を効果的に行うこと。【構成】事例を、故障症状、故障および類によって階層的に分類し、生じた故障に適した事例を選んで修復作業をする。類には適用優先度を付し、複数の類に適用事例があるときは、必要に応じ、適用優先度を参照する。事例の適用に成功したら、事例の属する類の適用優先度を上げ、その類が適用されやすくする。また、関連する類の適用優先度も上げ、同一原因により生じる故障に対し、適切に対処する。事例適用では修復できないとき、定性推論により作業を推論し、修復を図る。成功すれば、推論した作業は新しい類の事例として登録する。適用すべき複数の事例が同類のときは、代表となる1事例のみを適用するようにし、事例適用の成功率を上げる。
請求項(抜粋):
画像形成装置の故障を修復するための作業を記載した事例を、類に分けて記憶する事例記憶手段と、各類の故障修復への適用優先度を記憶する優先度記憶手段と、画像形成装置に故障が生じたとき、その故障に対応した複数の事例を指定する事例指定手段と、複数の指定された事例が属する類がある場合に、その類の代表として適用すべき事例として、対応度の一番大きい事例を選択する手段と、適用すべき事例が属する類が複数ある場合に、各類の適用優先順位を、属する事例の対応度の大小によって決め、対応度の等しい事例が属する類については、適用優先度の高い類を優先させる適用順位決定手段と、決定された適用順位で、各類の適用すべき事例を故障修復に適用する適用制御手段と、適用した事例が属する類と関連のある類を検索する検索手段と、事例の適用結果に応じて、優先度記憶手段に記憶されているその事例が属する類の適用優先度および検索手段で検索された関連のある類についての適用優先度を、それぞれ更新する手段と、事例の適用による故障修復がすべて成功しなかったとき、画像形成装置に関して予め定められた定性データを用いて、故障を修復するための作業を推論する作業推論手段と、作業推論手段で推論された作業によって故障修復に成功したときに、事例記憶手段に新しい類の枠組を作り、推論された作業を新しい類に属する事例として登録する登録手段と、その新しい類の適用優先度を最も高くし、他の類の適用優先度をそれに合わせて更新する手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。

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