特許
J-GLOBAL ID:200903075392738032

薄型ヒートパイプおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000001133
公開番号(公開出願番号):WO2001-063195
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月30日
要約:
【要約】薄型ヒートパイプに関し、作動液の循環能力を向上さ、重力位置、姿勢依存性が少ないようにすることを目的とする。受熱部(11)、断熱部(12)および放熱部(13)にわたってその中央部に蒸気伝達管路部(16)が延在し、その両側部に複数の独立した作動液伝達管路部(17)が設けられている。蒸気伝達管路部(16)に接する管壁側は、複数のスリットからなる開放型スリット(15),(20)を構成している。作動液伝達管路部(17)は、その一部が開放型スリット(15),(20)と重なり合っていて、接続穴(18)により接続され、開放型スリット(15),(20)を介して作動液蒸発部(14)および蒸気凝縮部(19)に連通する。これにより、作動液伝達管路部(17)は、断熱部(12)では蒸気伝達管路部(16)から独立していることにより、作動液の循環能力が向上し、受放熱部の重力位置および姿勢の依存性が改善される。
請求項(抜粋):
作動液の潜熱による熱伝達を主たる熱輸送原理とする薄型ヒートパイプにおいて、 受熱部と放熱部との間に設けられた蒸気伝達管路部と、 前記受熱部および放熱部に設けられ前記蒸気伝達管路部に接する管壁側が開放されていて作動液蒸発部および蒸気凝縮部をなす開放型スリットと、 前記受熱部と放熱部との間に設けられ、前記蒸気伝達管路部と分離された作動液伝達管路部と、 前記作動液伝達管路部の両端部と前記受熱部および放熱部における前記開放型スリットとを連通させる接続穴と、 を備えていることを特徴とする薄型ヒートパイプ。
IPC (3件):
F28D 15/02 101 ,  F28D 15/02 103 ,  F28D 15/02 106
FI (3件):
F28D 15/02 101 H ,  F28D 15/02 103 B ,  F28D 15/02 106 G

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