特許

J-GLOBAL ID：200903075392935377

軽質炭酸カルシウムの製造方法

発明者： 山下 一夫 ,  大久保 勉 ,  宮坂 明弘 ,  西口 浩之
出願人/特許権者： 奥多摩工業株式会社
代理人 (1件)： 阿形 明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-161713
公開番号（公開出願番号）：特開平11-011941
出願日： 1997年06月18日
公開日（公表日）： 1999年01月19日
要約：

【要約】【課題】 種晶を用いて粒子径を制御する従来法の欠点を克服し、効率よく工業的に有利に粒子形状の安定し、粒子径の揃った軽質炭酸カルシウムを製造する方法を提供する。【解決手段】 水酸化カルシウム水性懸濁液及び一部炭酸化された水酸化カルシウム水性懸濁液の一方又は両方と種晶を混合したのち、得られた水性懸濁液に二酸化炭素又は二酸化炭素含有ガスを吹き込み炭酸化することによって軽質炭酸カルシウムを製造するに当り、混合を撹拌周速7m/s以上の剪断撹拌処理により行うか、あるいは水酸化カルシウム水性懸濁液及び一部炭酸化された水酸化カルシウム水性懸濁液と種晶とを混合しながら、二酸化炭素又は二酸化炭素含有ガスを吹き込み炭酸化することによって軽質炭酸カルシウムを製造するに当り、混合を炭酸化率が50%に達するまでに撹拌周速7m/s以上の剪断撹拌処理により行う。

請求項（抜粋）：

水酸化カルシウム水性懸濁液及び一部炭酸化された水酸化カルシウム水性懸濁液の一方又は両方と種晶を混合したのち、得られた水性懸濁液に二酸化炭素又は二酸化炭素含有ガスを吹き込み炭酸化することによって軽質炭酸カルシウムを製造するに当り、混合を撹拌周速7m/s以上の剪断撹拌処理により行うことを特徴とする軽質炭酸カルシウムの製造方法。

IPC (2件)：

C01F 11/18 ,  D21H 19/38

FI (2件)：

C01F 11/18 C ,  D21H 1/22 B

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 紡錘状炭酸カルシウムの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-226527   出願人：奥多摩工業株式会社
• 特開平4-227665
  
• 特開昭56-017924