特許
J-GLOBAL ID:200903075408573861

耐候性ポリアミドの製造方法および耐候性ポリアミドおよびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-138828
公開番号(公開出願番号):特開平10-330477
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 耐候性ポリアミドおよびその製造方法を確立すること。【解決手段】 ポリアミド形成モノマーの重合または縮重合を、0.02〜0.7 重量%の4-アミノ-2,2,6,6- テトラアルキルピペリジン(II)、0 〜0.5 重量%の第1級および第3級アミノ基を有する脂肪族または脂環族ジアミン(III) 、および0.02〜0.7 重量%の、下記式で表される4位にOH基を有する2,6-ジアルキルフェノール(IV)、【化1】の存在下で行うものである。
請求項(抜粋):
ラクタム、ω-アミノカルボン酸、ジカルボン酸と、ジアミン、ジカルボン酸のジアミン塩から得られ、耐候性であり、一部結晶質の脂肪族ポリアミドまたは一部非晶質の部分的芳香族ポリアミドの製造方法であって、ポリアミド形成モノマー(I) の重合または縮重合が、0.02〜0.7 重量%の4-アミノ-2,2,6,6- テトラアルキルピペリジン(II)、0 〜0.5 重量%の第1級および第3級のアミノ基を有する脂肪族または脂環族ジアミン(III) 、および0.02〜0.7 重量%の下記式で表される第4位にOH基を有する2,6-ジアルキルフェニール(IV)、【化1】(R1 およびR2 は炭素数1から6の同一または異なっていてもよいアルキル基で、R3 は水素原子かまたはメチル基である。官能基Aは、フリーのカルボキシル基か、C1 〜C4 のアルコールとのエステルか、第1級アミノ基である。第1級アミノ基の場合、xおよびyの値は、xが2でyが1、xが2でyが0、xが1でyが0、およびxが0でyが1という組み合わせが可能である。また、フリーのカルボキシル基またはエステル化されたカルボキシル基の場合、これに加えてxおよびyがともに0である組み合わせがさらに可能である。)の存在下において行われ、成分I 〜IVは総量が100 重量%となるように互いに補足しあい、成分II、IIIおよびIVの合計は0.05〜1.3 重量%であり、成分II、III およびIVはアミド結合を介して高分子鎖に結合していることを特徴とする耐候性ポリアミドの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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