特許
J-GLOBAL ID:200903075410431438
キー装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井島 藤治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142962
公開番号(公開出願番号):特開平8-004380
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、異種キープレート挿入時にもレバーが移動せず、容易にロック解除ができず、又、異種キープレートの挿入に対してもこわれないキー装置を提供することを目的とする。【構成】 ロータケース13内にロータ1を回転可能に保持する中間ロータ5を設けると共に、ロータ1とカムロータ11との接続をカムタンブラ17で行ない、異種キープレート挿入時には、中間ロータ5がロータ1と共に回転し、凹溝7に係合していたボール23が中間ロータ5の外筒面に乗り上げることにより、アーム22がカムスライダ18を介してカムタンブラ17をロータ1内に収納することで、ロータ1とカムロータ11との接続が解除されるように構成する。
請求項(抜粋):
直径方向に貫通するタンブラ溝(3),カムタンブラ溝(4)が穿設され、一方の端面には軸方向に貫通するキープレート挿入穴(2)が開設されたロータ(1)と、該ロータのタンブラ溝(3)が形成された部分を回動可能に保持し、長溝(6)が内筒面の軸方向に刻設され、外筒面に凹溝(7)が形成された中間ロータ(5)と、中央部にキープレート挿入穴(8)が形成され、前記タンブラ溝(3)に摺動可能に係合したタンブラ(9)と、前記タンブラ溝(3)に設けられ、前記タンブラ(9)を前記中間ロータ(5)の長溝(6)に係合する方向に付勢する第1のスプリング(10)と、前記ロータ(1)のカムタンブラ溝(4)が形成された部分を回転可能に支持し、円筒面に第1の穴(12)が形成されたカムロータ(11)と、前記中間ロータ(5)及び前記カムロータ(11)を回転可能に支持し、円筒面に第2の穴(14)と第3の穴(15)が形成されたロータケース(13)と、前記カムタンブラ溝(4)に摺動可能に係合し、前記カムロータ(11)の第1の穴(12)に係合可能なカムタンブラ(17)と、前記ロータケース(13)の第2の穴(14)に摺動可能に係合し、一方の端部が前記カムタンブラ(17)に当接可能で、他方の端部側の側面に穴(19)が形成されたカムスライダ(18)と、前記カムタンブラ溝(4)に設けられ、前記カムタンブラ(17)を前記カムロータ(11)の第1の穴(12)に係合する方向に付勢する第2のスプリング(20)と、中間部が前記ロータケース(13)に回転可能に取付けられ、一方の端部が前記カムスライダ(18)の穴(19)に遊嵌するアーム(22)と、前記ロータケース(13)の第3の穴(15)に設けられ、前記中間ロータ(5)の凹溝(7)に係合可能で、前記アーム(22)の他方の端部が当接可能なボール(23)と、前記カムスライダ(18)を前記カムタンブラ(17)より離反する方向に付勢して、前記アーム(22)の他方の端部を前記ボール(23)に押接せしめる第3のスプリング(25)と、前記カムロータ(11)に係合するレバー(27)と、からなることを特徴とするキー装置。
IPC (2件):
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