特許
J-GLOBAL ID:200903075411271957

スペクトラム拡散受信の妨害波抑制受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039523
公開番号(公開出願番号):特開平6-232773
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 スペクトラム拡散受信機で大振幅の単一搬送波妨害波を抑制してスペクトラム拡散信号の復調を可能にする。【構成】 スペクトラム拡散(SS)信号受信の妨害波抑制装置30は、SS信号受信器の高周波段2(または中間周波数段)の出力側に加算器11、遅延回路12、利得制御手段13からなる巡回フィルタを設け、ループ利得K<1を大きく設定する。SS信号は、極性をPN符号で変調されているので、巡回フィルタで抑制され妨害波のみが出力される。巡回フィルタ出力をリミッタ24及び90°移相回路14で直交2成分とし、受信信号を同期検波回路15,16で検波し、LPF17,18の出力を基に平衡変調器19,20で同期検波に用いた成分を振幅変調して加算回路21で合成する。この合成信号を受信信号から引算して大振幅妨害波を抑制したSS信号を得る。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散信号を受信する受信手段と該受信信号を復調してデータ信号を得る復調手段を備えたスペクトラム拡散受信装置において、前記受信信号と、該受信信号を所定時間遅延して利得制御した結果から、該受信信号に大振幅妨害波成分が含まれているとき、該大振幅妨害波成分を得る巡回型フィルタ手段と、前記得られた大振幅妨害波成分を振幅制限してから移相変換し直交2成分信号を得る振幅制限変換出力手段と、前記受信信号を前記直交2成分信号により同期検波して直交2成分を含んだ同期検波信号を得る同期検波手段と、前記振幅制限された大振幅妨害波成分に基づいて、前記同期検波信号を平衡変調し直交2成分の合成変調信号を得る平衡変調手段と、前記受信信号と前記合成変調信号とを減算処理して大振幅妨害波成分を抑制し、データ信号が含まれたスペクトラム拡散成分信号を得る減算処理手段と、を有することを特徴とするスペクトラム拡散受信の妨害波抑制受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/10 ,  H04J 13/00

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