特許
J-GLOBAL ID:200903075414870266

クロック再生回路及び多値QAM復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062236
公開番号(公開出願番号):特開平6-276247
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【構成】 減算回路24は現在の入力信号aから遅延回路22と遅延回路23により2クロック遅延された信号bを減算する。符号反転回路27は減算結果(a-b)に応じて遅延回路22により1クロック遅延された信号cの符号を反転又は非反転する。第1の判定回路25は減算結果の絶対値|a-b|が第1のしきい値より大きいか否かを判定する。加算回路30は現在の入力信号aに2クロック遅延された信号bを加算する。第2の判定回路31は加算結果の絶対値|a+b|が第2のしきい値よりも小さいか否かを判定する。ゲート回路28は|a-b|が第1のしきい値より大きく、|a+b|が第2のしきい値より小さいとき、符号が反転又は非反転された信号cを位相誤差検出信号として通過させるので、多値QAM信号からでも正確に位相誤差信号を検出できる。【効果】 ジッタの少ない安定したクロックを再生できる。
請求項(抜粋):
入力信号である多値ディジタル変調信号からクロックを再生するクロック再生回路において、現在の入力信号から1データ周期遅れた入力信号を減算する減算部と、この減算部の減算結果に応じて1/2データ周期遅れた入力信号の符号を反転又は非反転する符号反転部と、上記減算部の減算結果に応じた値が第1のしきい値よりも大きいか否かを判定する第1の判定部と、現在の入力信号と1データ周期遅れた入力信号を加算する加算部と、この加算部の加算結果に応じた値が第2のしきい値よりも小さいか否かを判定する第2の判定部と、上記第1の判定部及び上記第2の判定部の判定結果に応じて上記符号反転部で反転又は非反転された信号を通過させるゲート部を有することを特徴とするクロック再生回路。

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