特許
J-GLOBAL ID:200903075421275667
非酸化性ガス雰囲気無フラックスろう付け用材料の製造方法およびろう付け方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-105453
公開番号(公開出願番号):特開平11-285817
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 複雑な製品形状に組み立ててからフラックスを塗布することに起因する通常の非腐食性フッ化物系フラックスブレージングの問題点を回避する。【解決手段】 特定量のMgまたはさらにBiを含有するAl-Si-Mg系合金ろう材がクラッドされたアルミニウム材を、コイル又は平坦な切り板の状態で、無機酸の水溶液で処理し、表面の酸化皮膜を20オングストローム以下まで除去するとともに、表面近傍のMg/Al比を0.4以下とし、その後、特定の引火点と粘度を有する成形加工油を一定量塗布し、必要な加工後、仮組立の前、あるいは後に、加熱して成形加工油を揮発除去してから、非酸化性ガス雰囲気でフラックス無しでろう付けする。
請求項(抜粋):
Si5〜20wt.%、Mg0.05〜5wt.%、Bi0〜1.0wt.%、Be0.0002〜0.1wt.%を含有するAl-Si-Mg系合金ろう材が少なくとも片面にクラッドされたアルミニウム材を、コイル又は平坦な切り板の状態で、硝酸、硫酸、燐酸、クロム酸の1種又は2種以上をこれら無機酸の合計で1〜60wt.%含む水溶液で、5°C〜90°Cの温度で1秒〜20分処理して、表面の酸化皮膜を20オングストローム以下まで除去するとともに、表面近傍のMg/Al比を0.4以下とし、その後、引火点が40〜140°C、粘度が1〜5cStの成形加工油を0.1〜10g/m2塗布することを特徴とする非酸化性ガス雰囲気無フラックスろう付け用材料の製造方法。
IPC (6件):
B23K 1/20
, B23K 1/19
, B23K 31/02 310
, B23K 35/22 310
, B23K 35/28 310
, B23K 35/40 340
FI (6件):
B23K 1/20 A
, B23K 1/19 F
, B23K 31/02 310 B
, B23K 35/22 310 E
, B23K 35/28 310 B
, B23K 35/40 340 J
前のページに戻る