特許

J-GLOBAL ID：200903075425202532

燃料電池発電装置の起動方法

発明者： 瀬谷 彰利
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-277279
公開番号（公開出願番号）：特開平9-120830
出願日： 1995年10月25日
公開日（公表日）： 1997年05月06日
要約：

【要約】【課題】発電開始時に空気極が高電位に曝されて特性が劣化したり、あるいは燃料極が燃料ガスの不足により腐食を生じる危険性がなく、燃料電池発電装置を長期にわたり安定して使用できる起動法を得る。【解決手段】まず燃料電池本体への燃料ガスの供給を開始し、すべての単セルの燃料極に定常的に流れる状態となったのち、酸化剤ガスの供給を開始し、同時に負荷を接続する。

請求項（抜粋）：

電解質層を空気極と燃料極とで挟持してなる単セルを複数積層して燃料電池本体を形成し、空気極に備えたガス通流路に酸化剤ガスを、また燃料極に備えたガス通流路に燃料ガスを通流させて発電する燃料電池発電装置において、燃料極のガス通流路に燃料ガスを供給し、所定時間t〔s〕経過したのち、空気極のガス通流路に酸化剤ガスを供給し、同時に負荷を接続して発電を開始することを特徴とする燃料電池発電装置の起動方法。