特許
J-GLOBAL ID:200903075429725971
ウエビング巻取装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-292530
公開番号(公開出願番号):特開2003-212089
出願日: 2002年10月04日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 回転部材の回転力を巻取軸に伝達するクラッチの滑りを防止または抑止でき、初期拘束性能が向上するウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 ウエビング巻取装置10では、通常プリテンショナ機構30のピニオン34とスプール14と一体のスリーブ22とが軸方向に離間しており、スプール14の回転によるウエビング16の巻取り引出しが自由とされる。車両急減速時にプリテンショナ機構30が作動すると、ピニオン34の回転力の一部がテーパ部38Aと係合孔48との係合によって軸方向の移動力に変換され、ピニオン34と一体のギヤ部36とスリーブ22に形成されたキー溝部52とが直接噛合う。このため、プリテンショナ機構30作動初期においてもピニオン34とスプール14との間で滑りがなく、初期拘束性能が向上する。
請求項(抜粋):
車体に固定されたフレームに回転可能に軸支され、乗員拘束用のウエビングが巻取り引出しされる巻取軸と、前記巻取軸と同軸的に設けられ、車両急減速時に前記巻取軸のウエビング巻取方向に回転される回転部材と、前記回転部材が前記ウエビング巻取方向に回転されると、該回転部材の回転力を前記巻取軸に伝達するクラッチと、を備えたウエビング巻取装置において、前記クラッチは、前記巻取軸に一体に設けられた被動部と、前記回転部材に一体にかつ前記被動部と対向して設けられ、軸方向に移動されると前記被動部に前記回転力を伝達可能に結合する駆動部と、前記駆動部を前記被動部に対する離間位置に保持する保持手段と、前記回転部材の前記ウエビング巻取方向の回転力の一部を軸方向の移動力に変換し、前記駆動部を前記被動部に結合させる結合手段と、を有して構成された、ことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60R 22/46
, B60R 22/44 Z
引用特許:
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