特許
J-GLOBAL ID:200903075441005178

極低炭素冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-007771
公開番号(公開出願番号):特開平9-192804
出願日: 1996年01月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 Ti含有アルミキルド鋼の連続鋳造におけるノズル閉塞がなく、しかも鋳片表面欠陥のない極低炭素冷延鋼板の有効な製造方法を提案すること。【解決手段】 脱炭処理後の溶鋼中に、Alおよび/またはSiを添加して半脱酸し、次いで、含Ti物質を添加してさらに脱酸することにより、該溶鋼中の介在物の主成分をTiとAlとの複合酸化物、TiとSiとの複合酸化物、もしくはTi, AlおよびSiの複合酸化物とした溶鋼を溶製し、次いでこの溶鋼を連続鋳造, 熱間圧延および冷間圧延を経て、 700°C〜Ac3点の温度域で連続焼鈍する方法。
請求項(抜粋):
C≦0.005 wt%, Mn≦1.0 wt%を含有する脱炭処理後の溶鋼中に、Alおよび/またはSiを添加して半脱酸溶鋼とし、この半脱酸溶鋼中に、含Ti物質を添加してさらに脱酸し、Al≦0.005 wt%、Si≦0.20wt%、Ti:0.01〜0.10wt%を含有する溶鋼とすると共に、該溶鋼中の介在物の主成分をTiとAlとの複合酸化物、TiとSiとの複合酸化物、もしくはTi, AlおよびSiの複合酸化物とした溶鋼を溶製し、次いでこの溶鋼を連続鋳造し、その後、熱間圧延および冷間圧延を経たのち、得られた冷延鋼板を 700°C〜Ac3点の温度域で連続焼鈍することを特徴とする極低炭素冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/10 370 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301
FI (5件):
B22D 11/10 370 D ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/12 A ,  C21D 9/48 E ,  C22C 38/00 301 R
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-177538

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