特許
J-GLOBAL ID:200903075442047320

自動変速機のロックアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-336580
公開番号(公開出願番号):特開平5-172239
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップ状態での変速時における変速ショックを防止する。【構成】 ロックアップクラッチの締結中の変速指令を検知し、該検知時にロックアップ制御量をロックアップクラッチがすべらない範囲で最低の初期中間値DTYMIDまで低下させる。この後、トルク相からイナーシャ相への移行を回転落ちにより検知し、該検知後にロックアップ制御量を前記初期中間値から徐々に低下させてロックアップクラッチをすべり状態とする。変速終了後がロックアップ領域でない場合は、ロックアップデューティを最小値DTYMINに制御して、ロックアップクラッチを速やかに解放側へ制御する。
請求項(抜粋):
トルクコンバータの入力側と出力側とをロックアップ制御量に応じて機械的に直結可能なロックアップクラッチを備え、所定の運転領域でロックアップ制御量を増大してロックアップクラッチを締結するようにした自動変速機のロックアップ制御装置において、ロックアップクラッチの締結中の変速指令を検知する変速指令検知手段と、前記変速指令の検知時にロックアップ制御量をロックアップクラッチがすべらない範囲で最低の初期中間値まで低下させる第1のロックアップ制御量設定手段と、前記変速指令の検知後にトルク相からイナーシャ相への移行を検知するイナーシャ相検知手段と、前記イナーシャ相の検知後にロックアップ制御量を前記初期中間値から徐々に低下させてロックアップクラッチをすべり状態とする第2のロックアップ制御量設定手段とを設けたことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装置。

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