特許
J-GLOBAL ID:200903075443646499

ランダムパルス型レーダー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342056
公開番号(公開出願番号):特開平11-160421
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 疑似ランダム的な無信号期間を含んだ拡散スペクトル電波を出力信号として、この無信号期間に反射波の受信を行い送信のピーク電力を飛躍的に低減せしめるランダムパルス型レーダー装置を得る。【解決手段】 疑似雑音ディジタルコードに従って送信電波の位相を選択して出力する位相シフトキーイングと、疑似雑音ディジタルコードに従って送信をランダム的に休止するタイムホップの2種類の変調を同時に用いてハイブリッド型スペクトル拡散信号を生成する送信機と;送信電波による対象物からの反射波を遅延をもって選択的に検出する受信装置と;送信と受信に用いる共通又は近接した1個の機能単位を成すアンテナ装置と;タイムホップ変調に従って送信機が電波を出力している時間に受信装置の作動を休止させる受信制御装置とからなり、送信信号と受信信号の相互相関関数の算定によって送信電波の反射強度の空間分布を測定するようにして構成される。
請求項(抜粋):
疑似雑音ディジタルコードに従って送信電波の位相を選択して出力する位相シフトキーイング(PSK)と、疑似雑音ディジタルコードに従って電波の送信をランダム的に休止するタイムホップの2種類の変調を同時に用いてハイブリッド型スペクトル拡散信号を生成する送信機と;該送信機が発生する送信信号電波による対象物からの反射波を時間的な遅延をもって選択的に検出する受信装置と;送信と受信に用いる、共通の又は近接して設置されたそれぞれ1個の機能単位を成すアンテナ装置と;タイムホップ変調に従って送信機が電波を出力している時間区間に受信装置の作動を休止させるための受信制御装置とからなり、送信信号と受信信号の相互相関関数の算定によって、送信電波の反射強度の空間分布を測定することを特徴とするランダムパルス型レーダー装置。

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