特許
J-GLOBAL ID:200903075445175124

磁気共鳴イメージング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170704
公開番号(公開出願番号):特開平7-088103
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 空間分解能とスペクトル帯域を独立に設定可能な磁気共鳴イメージング方法を提供する。【構成】 高速MRSI法シーケンスの前段に、以下の第1から第3のステップを追加し、ケミカルシフトの異なる物質A、Bにつき、核スピンの励起と磁気共鳴信号計測を行い、1回のエコートレイン信号計測のさいスペクトル帯域を狭める。第1段階で中心周波数faの高周波磁場(周波数帯域を(fb-fa)、fa、fbはA、Bの共鳴周波数)とスライス選択用傾斜磁場Gzとを同時印加し、スライス内のAの核スピン、スライス外のBの核スピンを励起する。第2段階で位相を180°反転した高周波磁場と、勾配極性を反転したGzとを同時印加し、スライス内のAの核スピンを強制的に元の熱平衡状態に回復させ、スライス外のBの核スピンを励起状態とする。第3段階でスポイル用傾斜磁場Gz、Gx、Gyを同時印加し、励起状態にあるBの核スピンを擬似飽和状態とする。【効果】 ケミカルシフト情報を高速高分解能で得る。
請求項(抜粋):
静磁場、互いに異なる三方向に傾斜磁場が印加される空間に置かれた被検体に高周波パルスを照射することにより前記被検体中の核スピンを励起し、これにより生じる磁気共鳴信号を計測し、計測された磁気共鳴信号にフーリエ変換を行い、ケミカルシフトスペクトル、ケミカルシフト画像、原子核密度画像の少なくともいずれかを得る磁気共鳴イメージング方法において、計測対象とする複数のケミカルシフトのうち、最も離れている2種類のケミカルシフトの周波数差以下の値に、観測スペクトル帯域を設定するステップを有することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 311 ,  A61B 5/05 380 ,  G01N 24/02 530 K ,  G01N 24/08 520 Y
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平3-184527
  • 特開平3-149032
  • 特開平2-131746
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審査官引用 (6件)
  • 特開平3-184527
  • 特開平3-149032
  • 特開平2-131746
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