特許
J-GLOBAL ID:200903075445412894

床央敷設形両側面集水式濾過装置付汚泥乾燥床システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛西 四郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250588
公開番号(公開出願番号):特開2001-038398
出願日: 1999年08月01日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 汚泥乾燥床において、濾過脱水乾燥速度を増大させ、製造コストを大低減させ、汚泥乾燥床の実効面積を増大させ、微粒子の流出を防止にすること。【解決手段】 周壁3に囲繞された汚泥乾燥床11と12の間に両側面集水式濾過装置21を敷設する。両側面集水式濾過装置21は複数個のユニット両側面集水式濾過装置を直線状に接続したもので、各ユニット両側面集水式濾過装置のユニット筐体は二つの幅広側壁と二つの幅狭側壁を有し、両幅広側壁には透水性の無数の細孔を形成し、両幅狭側壁の最下部には排水用連通口を形成する。各ユニット筐体の内部には上から順に濾砂層と集水用バラスト層を形成する。微粒子流出防止のために、両側面集水式濾過装置21の下部と周壁3の排水口とを貫通する集水兼排水パイプを付設し、その一端に流量調節弁を設け、他端を閉塞する。
請求項(抜粋):
M+1個の汚泥乾燥床(11,12,...,1M+1)(但し記号Mは、式M≧1を充たす任意の整数)と、M個の両側面集水式濾過装置(21,22,...,2M)と、M個の集水兼排水路(2p1,2p2,...,2pM)と、1個の周壁(3)と、を含有し、上記M+1個の汚泥乾燥床(11,12,...,1M+1)と、上記M個の両側面集水式濾過装置(21,22,...,2M)とは、第i番目の両側面集水式濾過装置(2i)の一側に第i番目の汚泥乾燥床(1i)が隣接し、他側に第i+1番目の汚泥乾燥床(1i+1)が隣接するように配列され(但しi=1,2,...,M)、上記各両側面集水式濾過装置(2i)は何れも、N個のユニット両側面集水式濾過装置(2u1,2u2,...,2uN)から成り(但し記号Nは、式N≧1を充たす任意の整数)、上記各ユニット両側面集水式濾過装置(2uj)はそれぞれ、1個のユニット筐体(2cj)と、1個の濾砂層(2sj)と、1個の集水用バラスト層(2bj)とを含有し(但しj=1,2,...,N)、上記各ユニット筐体(2cj)は何れも、1個の横長底壁と、2個の幅広側壁と、2個の幅狭側壁とから成り、上記両幅広側壁には、略全面に亙って無数の細孔が形成され、上記両幅狭側壁の最下部には、排水用連通口(2hj)が形成され、上記N個のユニット筐体(2c1,2c2,...,2cN)は、第j番目のユニット筐体(2cj)の右側の幅狭側壁と第j+1番目のユニット筐体(2cj+1)の左側の幅狭側壁とが接続されることによって、全体として直線状に配列され(j=1,2,...,N-1)、上記各集水用バラスト層(2bj)はそれぞれ、上記各ユニット筐体(2cj)の内部の、底壁面の上位に形成され、上記各濾砂層(2sj)はそれぞれ、上記各集水用バラスト層(2bj)の上位に形成され、上記各集水兼排水路(2pi)はそれぞれ、上記各ユニット筐体(2cj)の各排水用連通口(2hj)及び集水用バラスト層(2bj)並びに周壁(3)の下部に形成された排水口(3di)を経由して形成され、上記M+1個の汚泥乾燥床(11,12,...,1M+1)と、上記M個の両側面集水式濾過装置(21,22,...,2M)とは、上記周壁(3)によって完全に囲繞されている、床央敷設形両側面集水式濾過装置付汚泥乾燥床システム。
Fターム (7件):
4D059AA03 ,  4D059BD02 ,  4D059BE02 ,  4D059BE31 ,  4D059CB27 ,  4D059CB30 ,  4D059EA01

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