特許
J-GLOBAL ID:200903075448013516
最後に処理を行っていたサーバ計算機を判定するプログラムを記録した記録媒体、及び高可用性計算機システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364571
公開番号(公開出願番号):特開2001-175626
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】ローカルな情報だけを使って最後に処理を行っていたサーバを判定することにより、処理引き継ぎの回数の制限をなくして自動運転を実現すると共に、判定精度の向上が図れるようにする。【解決手段】サーバ100a,100bのクラスタ管理部110は、少なくとも一方のサーバで障害が発生した場合と障害から復帰した場合、状態遷移図800に従うサーバ状態の遷移を行う。状態書き込み部710は、状態変化情報901の示すサーバ状態で決まるサーバ優先度210をディスク装置200a,200bに記録する。比較処理部720は、サーバ100a,100bに障害が発生し、その後少なくとも自サーバが障害復帰した際、少なくとも自サーバの優先度210に基づき自サーバの方が優先度が高いかを判定する。クラスタ管理部110は、この判定結果と状態遷移図800に基づき、対応する状態遷移を行う。
請求項(抜粋):
2台のサーバ計算機の一方が処理を行い、処理を行っているサーバ計算機で障害が発生した場合に、もう一方のサーバ計算機が処理を引き継ぐことが可能な高可用性計算機システムに適用され、前記各サーバ計算機に実行させるための最後に処理を行っていたサーバ計算機を判定するプログラムを記録した計算機読み取り可能な記録媒体であって、前記各サーバ計算機に、前記2台のサーバ計算機の少なくとも一方で障害が発生した場合と障害から復帰した場合とに、所定の状態遷移図に従って当該サーバ計算機の状態遷移を行う状態遷移ステップと、前記状態遷移に応じて、少なくとも当該遷移後の自サーバ計算機の状態で決まるサーバ優先度を自サーバ計算機がローカルに持つ記憶装置に記録するサーバ優先度記録ステップと、前記2台のサーバ計算機の両方に障害が発生し、その後少なくとも自サーバ計算機が障害から復帰した際に、少なくとも当該自サーバ計算機の前記記憶装置に記録されたサーバ優先度に基づいて当該自サーバ計算機の方が優先度が高いか否かを判定する優先度判定ステップと、前記優先度判定ステップでの優先度判定結果に基づいて、自サーバ計算機が最後に処理を行っていたサーバ計算機であるか否かを判定することで、自サーバ計算機が処理を継続するか否かを決定し、その決定結果により前記状態遷移ステップでの状態遷移を行わせる最終処理計算機判定ステップとを実行させるための最後に処理を行っていたサーバ計算機を判定するプログラムを記録した記録媒体。
IPC (2件):
G06F 15/177 672
, G06F 11/20 310
FI (2件):
G06F 15/177 672 G
, G06F 11/20 310 A
Fターム (6件):
5B034BB02
, 5B034CC01
, 5B045GG01
, 5B045JJ12
, 5B045JJ22
, 5B045JJ44
引用特許:
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