特許
J-GLOBAL ID:200903075449877271

シングルフェーサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231447
公開番号(公開出願番号):特開平10-052875
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 片面段ボールシートを作るシングルフェーサにおいて、運転変化に伴うロールスキマ変化、例えば生産速度変化によるローラ径変化を算出してロールスキマ検出値(検出スキマ値)の補正を行い、精度の高いスキマ自動調整を可能とする。【解決手段】 止転状態又はアイドル状態からの起動、あるいは運転開始から生産速度の急な増速等が生じると、ロール表面の熱が中芯やライナ等の段ボールシートに奪われてロール径が減少し、これが検出スキマ値の誤差になるため、例えば生産速度変化から時間遅れの近似伝達関数に基づいてロール径変化を算出し、それにより検出スキマ値を補正する。ここで、相当大きなスキマ誤差を生じるフレーム膨張に伴うスキマ補正と、上述の生産速度変化に伴う補正等を加算して行うことにより、全体として実スキマ値の精度を高める。
請求項(抜粋):
中芯を狭圧して波形成形する1組以上の狭圧ロールを有し、中芯の段頂部に糊を付ける糊ロールと前記狭圧ロールとの糊ロールスキマ、前記糊ロールに付着する糊量を調整するドクターロールと前記糊ロールとのドクターロールスキマ、中芯にライナを圧着する少なくとも1以上のプレスロールと前記狭圧ロールとのプレスロールスキマの少なくとも一のスキマについて、実際のロール表面間スキマ(実スキマ)を算定するため、軸芯間検出器又は偏心軸回転角検出器等のスキマ駆動系の位置又は回転角等の検出信号に基づいて検出スキマ値を求め、かつ、本シングルフェーサの停止を含む運転変化から、前記糊ロールスキマ、ドクターロールスキマ、プレスロールスキマの少なくとも一の検出スキマ値の変化を、予め定めたアルゴリズムにより算出して、その算出値に基づき前記検出スキマ値を補正し、実スキマを得ることを特徴とするシングルフェーサ。
IPC (2件):
B31F 1/24 ,  G01B 21/16
FI (2件):
B31F 1/24 E ,  G01B 21/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • シングルフェーサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-083924   出願人:株式会社イソワ

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