特許
J-GLOBAL ID:200903075451152160

入出管理用非接触識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039400
公開番号(公開出願番号):特開平9-231427
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】パッシブ電源方式の応答器でも十分な距離で検知でき、しかも入出の方向を検出できる簡単な構成の入出管理用非接触識別装置の提供。【解決手段】入用アンテナ1及び出用アンテナ2は、いずれも質問電波の送信及び応答器の応答電波の受信をするループアンテナである。人、動物、物等の識別対象物に応答器を保持させ、その識別対象物に両アンテナのループ内を通過させるように両アンテナを配置する。両アンテナの出力を減算することにより、両アンテナの開口面積が広くても雑音を相殺できるようにする。入用アンテナ1及び出用アンテナ2の間隔aを60cm程度とり、一方のアンテナを通過してから他方のアンテナを通過するまでに時間が掛かるようにする。どちらのアンテナの出力から先に対象物の識別符号を識別したかを調べることにより、対象物の移動方向がわかる。
請求項(抜粋):
人、動物又は物が通過する出入口又は通路の近傍に設けられたアンテナを有し、該人、動物又は物に保持されているカード形等の小さい形の応答器に対し前記アンテナから質問電波を放射することにより質問をし、該応答器が自らに固有の識別符号を表す応答電波で前記質問に対し応答をするとき、該応答電波を前記アンテナで受信し、該応答電波で表される前記識別符号に対応する前記人、動物又は物を識別する入出管理用非接触識別装置において、前記アンテナは、前記出入口又は前記通路における前記人、動物又は物の進行方向に互いに間隔を隔てて、前記人、動物又は物がそれぞれのループ内を通過するように配置された第1及び第2のループアンテナでなり、前記第1のループアンテナの出力と前記第2のループアンテナの出力との差の信号を生成する第1の減算回路と、前記第2のループアンテナの出力と前記第1のループアンテナの出力との差の信号を生成する第2の減算回路と、前記第1の減算回路の出力を復調する第1の復調回路と、前記第2の減算回路の出力を復調する第2の復調回路と、前記第1及び第2の復調回路の出力を識別し、該第1の復調回路の出力を識別して認識した識別符号を第1の識別符号とし、該第2の復調回路の出力を識別して認識した識別符号を第2の識別符号とするとき、該第1の識別符号と該第2の識別符号とが同じであり、該第1の識別符号を識別してから後に該第2の識別符号を識別したときには前記人、動物又は物は前記第1のループアンテナから前記第2のループアンテナへ向かう方向に移動し、該第2の識別符号を識別してから後に該第1の識別符号を識別したときには前記人、動物又は物は前記第2のループアンテナから前記第1のループアンテナへ向かう方向に移動したと判断する手段とを備えてなることを特徴をする入出管理用非接触識別装置。
IPC (4件):
G07C 9/00 ,  G01V 15/00 ,  G08B 13/24 ,  G08B 15/00
FI (4件):
G07C 9/00 Z ,  G08B 13/24 ,  G08B 15/00 ,  G01V 3/00 E

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