特許
J-GLOBAL ID:200903075452314130

電子制御式無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-323679
公開番号(公開出願番号):特開平6-201003
出願日: 1983年10月31日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】無段変速機構の変速比制御に用いられる複数の検出信号に何等かの異常が発生した場合に、無段変速機構の変速比制御を、異常を生じた検出信号とは無関係に行なえるようになし、自動車の基本的な走行を可能とする。【構成】エンジン負荷に応じた信号及びエンジン回転数に応じた信号が異常か否かを判断し、両者が異常でない場合には、それらに応じ、エンジン負荷及びエンジン回転数に基づいてシフトダウン領域とシフトアップ領域とが設定される変速制御特性に準拠して、また、エンジン負荷に応じた信号及びエンジン回転数に応じた信号の一方が異常である場合に、その他方に応じ、エンジン負荷またはエンジン回転数に関連する回転数の所定の値を境界としてシフトダウン領域とシフトアップ領域とが設定される変速制御特性に準拠して、無段変速機構の変速比制御を行う変速制御バルブ32及び電子制御回路部22を備える。
請求項(抜粋):
エンジンに連結される無段変速機構と、該無段変速機構の変速比を制御する変速比調整手段と、上記エンジンの負荷状態を検出して第1の検出信号を発生する検出手段と、上記エンジンの回転数もしくはそれに関連する回転数を検出して第2の検出信号を発生する検出手段と、上記第1及び第2の検出信号を受けてそれらが異常か否かを判断し、上記第1及び第2の検出信号が異常でない場合には、それらに応じ、エンジン負荷及びエンジン回転数もしくはそれに関連する回転数の両者に基づいてシフトダウン領域とシフトアップ領域とが設定される第1の変速制御特性に準拠して、また、上記第1及び第2の検出信号のうちの一方が異常である場合に、上記第1及び第2の検出信号のうちの他方に応じ、エンジン負荷またはエンジン回転数もしくはそれに関連する回転数の所定の値を境界としてシフトダウン領域とシフトアップ領域とが設定される第2の変速制御特性に準拠して、上記無段変速機構の変速比制御を行うべく上記変速比調整手段に制御信号を送出する電子制御手段と、を具備した電子制御式無段変速装置。
IPC (4件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:42

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