特許

J-GLOBAL ID：200903075463704207

遊技機および遊技機の制御方法

発明者： 鵜川 詔八 ,  赤津 篤志
出願人/特許権者： 株式会社三共
代理人 (4件)： 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  塚本 豊 ,  中田 雅彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-380971
公開番号（公開出願番号）：特開2004-208889
出願日： 2002年12月27日
公開日（公表日）： 2004年07月29日
要約：

【課題】特定遊技状態中に増加した始動入賞記憶数が消化されるまでの間、遊技機が稼動されない無駄な時間となることを極力防止できる遊技機および遊技機の制御方法を提供すること。【解決手段】特定遊技状態の制御実行中に増加した第2の始動記憶上限値が特定遊技状態終了後も維持され、始動記憶数が当初の第1の上限値以下の所定値になるのを待って、始動記憶上限値が第1の始動記憶上限値に戻される。複数の可変表示装置により複数の可変表示が行なわれ、特定遊技状態発生の判定により、後に成立した可変表示開始条件に基づく可変表示について、規制される【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

可変表示を開始させるための始動条件が成立したときに可変表示を行なうことが可能な複数の可変表示装置を有し、可変表示の表示結果が特定の表示態様となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能となる遊技機であって、 前記始動条件の成立を記憶する手段であって、未だ前記可変表示に用いられていない始動条件の成立を所定の始動記憶上限値の範囲内で記憶する始動記憶手段と、 数値データを更新する数値データ更新手段と、 前記始動条件の成立により前記数値データ更新手段から数値データを抽出し、その抽出値が予め定められた当り判定値と所定の関係となっているか否かにより前記特定遊技状態を発生させるか否かを判定する特定遊技状態制御判定手段と、 前記複数の可変表示装置の可変表示を開始させた後、表示結果を導出表示させる制御を行なう制御手段と、 前記始動記憶手段の記憶値が所定の始動記憶上限値に達しているか否かを判定する上限到達判定手段と、 該上限到達判定手段により前記始動記憶上限値に達している旨の判定がなされたときには、前記始動条件の成立を前記始動記憶手段に記憶させることなく無効にする始動条件無効手段と、 前記特定遊技状態制御判定手段により前記特定遊技状態の制御を行なうと判定されたときに、前記特定遊技状態の制御の実行中に前記始動記憶上限値の増加制御を行なうか否かを決定する上限値増加決定手段と、 該上限値増加決定手段により前記始動記憶上限値の増加制御を行なうことが決定されたときに、増加前の第1の始動記憶上限値を第2の始動記憶上限値に増加する増加制御を実行する上限値制御手段と、 前記特定遊技状態の制御の終了後に前記始動記憶手段により記憶されている始動記憶数が前記第1の始動記憶上限値以下の所定値となったか否かを判定する記憶数判定手段とを備え、 前記上限値制御手段は、 前記始動記憶上限値の増加制御を実行する際に、前記第2の始動記憶上限値を記憶している記憶エリアから前記第2の始動記憶上限値を読出して該読出された第2の始動記憶上限値を前記上限到達判定手段が判定対象とする前記始動記憶上限値として用いるように制御する第2の始動記憶上限値使用手段と、 前記記憶数判定手段が前記所定値になったと判定するまで前記特定遊技状態の制御の実行中に増加した前記第2の始動記憶上限値を維持する上限値維持制御を行なう維持制御手段と、 前記記憶数判定手段により前記所定値になったとの判定がなされたことにより、前記第2の始動記憶上限値を前記第1の始動記憶上限値に戻す上限値復帰制御を実行する上限値復帰制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記複数の可変表示装置のうちの任意の第1の可変表示装置を前記始動記憶手段の記憶を用いて可変表示制御する第1の可変表示制御手段と、 前記第1の可変表示装置が可変表示中のときに前記複数の可変表示装置のうちの他の第2の可変表示装置が可変開始できる状態か否かを判定する可変開始判定手段と、 該可変開始判定手段により可変開始できる状態であることが判定されたときに前記始動記憶手段の記憶を用いて前記第2の可変表示装置を可変表示制御する第2の可変表示制御手段と、 前記第1の可変表示制御手段による可変表示制御が行なわれている最中に前記第2の可変表示制御手段による可変表示制御が行なわれているときに、前記特定遊技状態制御判定手段により前記特定遊技状態を発生させる旨の判定がされたことを条件に、当該特定遊技状態が発生する旨の判定がされた始動条件の成立よりも後に成立した始動条件に基づく可変表示について、表示結果を導出表示させることを当該特定遊技状態が終了するまで規制する可変表示規制制御手段とを含むことを特徴とする、遊技機。

IPC (1件)：

A63F7/02

FI (2件)：

A63F7/02 320 ,  A63F7/02 332B

Fターム (9件)：

2C088AA33 ,  2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA39 ,  2C088BA10 ,  2C088BB03 ,  2C088BC07 ,  2C088BC15 ,  2C088EB55