特許
J-GLOBAL ID:200903075466842805
構造物の制震構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-076320
公開番号(公開出願番号):特開2004-285599
出願日: 2003年03月19日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】本発明は、隣り合う2棟の構造物の構造や形状に左右されることなく、両構造物の応答変形を効果的に低減させることのできる構造物の制震構造を提供する。【解決手段】隣り合う2棟の構造物1a、1bは、その頂部近傍を水平に配された制震構造体2により連結される。制震構造体2は、振動エネルギーを吸収し、構造物1a、1bの変形を抑制する機能を有する制震装置3により構成されており、2体の制震装置3をブレース状でかつ2方向に配して交差させた、平面視X字状の2体の制震装置3の組み合わせを、鉛直方向に複数連続して配置した構成を有している。これらは、両構造物1a、1b間の相対変形L1を低減させることができるだけでなく、水平力を水平方向成分と軸方向成分に分散させて、何れか一方の構造物1a、1bへの水平力の集中を回避させるものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
隣接して構築される2棟の構造物の、振動を抑制する構造物の制震構造であって、
少なくとも何れか一方の構造物の頂部近傍の側面と、他方の構造物の向かい合う側面とを、水平に連結するように制震構造体が配されており、
該制震構造体が、鉛直方向に所定の間隔を持って平行でかつブレース状に配される、振動エネルギーを吸収する複数の制震装置により構成されることを特徴とする構造物の制震構造。
IPC (1件):
FI (2件):
E04H9/02 301
, E04H9/02 311
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