特許
J-GLOBAL ID:200903075480868620
不織布ロールを利用する吸液方法と、この吸液方法に使用する吸液ロール
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267679
公開番号(公開出願番号):特開平7-120145
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 残滓マーク、汚れ等の発生のない不織布ロールを利用する吸液ロールを提供する。【構成】 軸部の空洞部3と連通する多数の透孔4を、ロール外径表面積に対し面積比0.3〜1%程度開設してなる筒状の軸本体1に、不織布シート8を多数枚挿嵌し、前記透孔に真空ポンプの吸引力により単位面積当たり吸引風量5〜30リッター/min-cm2が付与され真空を発生する圧縮比に前記不織布シートを圧縮し組織密度を制御し、圧着成形した不織布ロール部8’で、この不織布ロール部外表面方向にほぼ倒円錐形状に有効な吸液・送液毛細管部を作用せしめ、かつ前記真空吸引力の一部が前記不織布ロールの放射方向表面に於いて重畳作用し、前記真空吸引力が当該不織布ロールの放射方向表面で均一に作用するように配置して構成される。
請求項(抜粋):
吸液機能を備えた軸本体、及びこの軸本体に圧着重畳された不織布シートで構成する不織布ロールと、当該不織布ロールと配管を介し連通される真空ポンプとで構成される、送出、吸液機能を備えた不織布ロールを利用する吸液方法であって、この吸液方法は、吸引抵抗による真空値、及び毛細管の機能を高めることを意図して、前記不織布部をウエットな吸液状態にして使用し、かつこの使用状態で前記軸本体に多数千鳥状等に開設した透孔を介して、前記吸液状態にある不織布部内部に於いて、不織布ロール外表面方向に向かってほぼ倒円錐形状に有効な吸液・送液毛細管部を作用せしめるとともに、前記真空吸引力の一部が前記不織布ロールの外表面に於いて重畳作用するように構成したことにより、前記真空吸引力を当該不織布ロールの外表面で均一作用させる構成とした不織布ロールを利用する吸液方法。
IPC (5件):
F26B 5/12
, B08B 1/04
, B21B 45/02
, D04H 1/58
, F26B 13/30
前のページに戻る