特許
J-GLOBAL ID:200903075482464110
電磁場を用いた鋼の連続鋳造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-340496
公開番号(公開出願番号):特開平8-187557
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 高速な鋳造速度で高品質な連続鋳造片を安定的に安価で製造する。【構成】 鋳型1内に供給された溶鋼2は、下向きの吐出流4となる。一方、移動磁場発生装置5により両側のスラブ短片6から浸漬ノズル3の方向に移動する磁場を溶鋼2に作用させると鋳型1内には短片6から浸漬ノズル3の方向に溶鋼流れ7が誘起される。誘起された溶鋼流れ7は、浸漬ノズル3からの吐出流4と衝突して速度を減速させる。溶鋼流れ7は吐出流4と衝突した後、溶鋼表面に向かう上昇流8と吐出流4に随伴する流れ9とに分流する。上昇流8は、溶鋼表面を短片6の方向に向けて流れることで溶鋼表面に熱を供給して、パウダーを溶解しおよび溶鋼表面の凝固(皮張り)を防止する。上記作用は、溶鋼表面流速を0.1〜0.3m/sに制御すると効果的である。
請求項(抜粋):
浸漬ノズルから供給される溶鋼の流れに影響を与える電磁場を用いた鋼の連続鋳造方法において、連続鋳造機の鋳型の所定位置に、前記鋳型の幅方向に移動する磁場を発生可能な磁場発生装置を設け、前記鋳型内のメニスカスの上方の近接位置に、前記メニスカスにおける溶鋼表面流速の測定装置を設け、底を有しない筒状の単孔型の浸漬ノズルを用い、前記浸漬ノズルを介して前記鋳型内に溶鋼を鋳造方向に供給し、前記測定装置で測定した前記メニスカスにおける溶鋼表面流速が所定の数値となるように磁場の強度および/または前記浸漬ノズルの浸漬深さを制御することを特徴とする電磁場を用いた鋼の連続鋳造方法。
IPC (4件):
B22D 11/10 350
, B22D 11/10
, B22D 11/04 311
, B22D 11/16 104
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