特許
J-GLOBAL ID:200903075489403400

ブレーキペダルストロークシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131992
公開番号(公開出願番号):特開平11-321621
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ヒステリシス特性を実現するブレーキストロークシミュレータに関し、摩耗に起因する経時変化を防止すると共に、ヒステリシス特性を他の特性とは独立に調整することを目的とする。【解決手段】 シリンダ40内に摺動可能に設けられたピストン42及びダンパ48の間に液室50が画成される。ピストン42にはペダル踏力が伝達される。液室50は、バルブ機構53及びカップシール58により、ピストン42側の第1液室60とダンパ48側の第2液室62とに区画される。カップシール58は、第1液室60が第2液室62に比して高圧の場合に、第1液室60から第2液室への作動油の流れを許容する。バルブ機構53は、バルブボディ70、バルブスプリング72等より構成され、第2液室62から第1液室60への作動油の流れを、それらの差圧が所定の開弁圧に達した場合に許容する。
請求項(抜粋):
ペダル踏力が所定の方向に伝達されるピストン部材と、前記ピストン部材に対して前記所定の方向に離間して設けられ、前記所定の方向とは逆方向に付勢されたダンパ部材と、前記ピストン部材と前記ダンパ部材との間に画成され、作動油が封入されてなる液室とを備えるブレーキペダルストロークシミュレータであって、前記液室を、前記ピストン部材に隣接する第1の液室と、前記ダンパ部材に隣接する第2の液室とに分割すると共に、第1の開弁圧を有し、前記第1の液室から前記第2の液室への作動油の流れのみを許容する第1の一方向弁と、第2の開弁圧を有し、前記第2の液室から前記第1の液室への作動油の流れのみを許容する第2の一方向弁とを設け、かつ、前記第1の開弁圧及び前記第2の開弁圧を、それらの和が正の所定値となるように設定したことを特徴とするブレーキペダルストロークシミュレータ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-033740   出願人:アイシン精機株式会社

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