特許
J-GLOBAL ID:200903075491099661

円形導波管接続部に生ずる相互変調積抑圧方法並びに該方法に用いるシーリングリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 仁之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019373
公開番号(公開出願番号):特開平5-191110
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 マイクロ波通信システムにおいて、導波管接続部の不完全接触に起因する相互変調積の発生を抑圧する。【構成】 対向する円形導波管1を接続するとき、該導波管のフランジ2の間に、該導波管の内径と等しい開口4を設けた電導性弾性部材3aよりなるシーリングリング3を挾入して、ボルトおよびナットを用いて締付け、前記導波管1の内面1aを該シーリングリング3を介して圧接する。該シーリングリング3の厚さは、開口部分を厚く、周辺部分を薄くし、開口4の近傍には良電導性と耐蝕性を得るため金メッキ層3bを設けて形成する。
請求項(抜粋):
複数の円形導波管をフランジを介して接続し形成したマイクロ波伝送路に、周波数の異なる複数の送信信号を伝送したとき、接続部の緩みにより生ずる相互変調積の抑圧方法において、前記円形導波管の内径と一致する開口を有し、該開口の前記導波管の内面に当接する周辺部の表面を良電導性処理を施した電導性弾性部材よりなるシーリングリングを前記導波管のフランジ間に挾入して該フランジをボルトおよびナットにより締付け、該シーリングリングを所定の圧力で圧縮し、対向する導波管接続部の該導波管内面接触部を前記シーリングリングを介して密接させ、該導波管接続部に緩みを生じたときも、該シーリングリングの弾性に基づく復元力により前記導波管内面接触部の接触を保持し、該接触部における前記相互変調積の発生を抑圧するようにしたことを特徴とする円形導波管接続部に生ずる相互変調積抑圧方法。
IPC (2件):
H01P 1/30 ,  H01P 1/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-019111

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