特許
J-GLOBAL ID:200903075492685807

車両のシートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069259
公開番号(公開出願番号):特開平6-255447
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 ベルト引締め用モータの大型化をもたらすことなく、良好に乗員の拘束をなし得る。【構成】 シートベルトは、一定の引込力で付勢するリトラクタ1より引き出されショルダアンカ7を経由するショルダベルト部21と、タングプレート31を経てこれに連続しアウタアンカ4に至るラップベルト部22とよりなる。アウタアンカ4にラップベルト部22の先端を巻き取る巻取軸41を設け、モータ6が、シートベルト装着状態で衝突が予想された時に作動して、巻取軸41を巻き取り方向へ回転せしめてラップベルト部22を引き締める。衝突予想時にラップベルト部22が迅速に引き締められるから乗員の下半身の移動が有効に防止され、ショルダベルト部21もたるみが予め解消されているから、上半身の移動は少なく、エアバッグ等により効果的に保護される。
請求項(抜粋):
一定の引込力で付勢するリトラクタより引き出されショルダアンカを経由するショルダベルト部と、タングプレートを経てこれに連続しアウタアンカに至るラップベルト部とよりなる車両のシートベルト装置において、上記アウタアンカには上記ラップベルト部の先端を巻き取る巻取軸を設けるとともに、シートベルト装着状態で衝突が検知された時に作動して、ショルダベルト部の引出しを規制する手段と、上記巻取軸を巻き取り方向へ回転せしめる回転駆動手段とを設けたことを特徴とする車両のシートベルト装置。

前のページに戻る