特許
J-GLOBAL ID:200903075507952971

高炉緩冷却装置の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349840
公開番号(公開出願番号):特開平10-195512
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】設計に際して、最も重要な設計パラメータの一つである冷却装置の冷却能の推定を、安価に、かつ精度よく、しかも短期間で行うことができる高炉緩冷却装置の設計方法を提供する。【解決手段】高炉冷却装置を相当パイプ径および補正リブを考慮して二次元モデル化し、この二次元モデルにより冷却能を繰り返し計算し、得られた冷却能があらかじめ定めた許容範囲内に入ったときの冷却パイプ表面積、耐火物寸法、および耐火物材質に基づいて高炉緩冷却装置を設計する。
請求項(抜粋):
熱伝導数値解析モデルを用いて行う冷却パイプと耐火物を備えた鋳物で構成される炉壁保護のための高炉緩冷却装置の設計方法であって、下式で定義される相当パイプ径D*D*=(L/bn)Dただし、 L:冷却パイプの全長 [mm]D:冷却パイプの実径 [mm]b:二次元モデルの奥行き [mm]n:二次元モデルの冷却パイプ本数[本]および補正リブ幅c*c*=ce/bmただし、 c:保持リブの幅 [mm]e:二次元モデルの耐火物の幅 [mm]b:二次元モデルの奥行き [mm]m:補正リブ数[本]を考慮して高炉緩冷却装置を二次元モデル化し、この二次元モデルにより、前記冷却装置の冷却能を、あらかじめ定めた許容範囲内に入るまで、冷却パイプ表面積、耐火物寸法および耐火物材質の少なくとも一つを変えて繰り返し計算することを特徴とする高炉緩冷却装置の設計方法。

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