特許
J-GLOBAL ID:200903075513546918
廃棄物の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮越 典明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007657
公開番号(公開出願番号):特開平10-202220
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 溶出試験(環境庁告示第44号)の結果が基準値(総理府令第5号)を満足し、また、処理するにあたり多大な設備投資を要せず、しかも、ハンドリングが容易かつ大量処理が可能な廃棄物の処理方法を提供すること。【解決手段】 有害重金属を含む廃棄物を特定の粒径に粒度調整後、有害重金属などの塩類を溶出させ、未水和セメントおよびセメント水和物からなる水和初期生成物を表面に存在させた特定粒径以下の粒状物とし、次いで該粒状物をCO2含有ガスと接触させ表面に炭酸カルシウム層を形成させて、廃棄物を無害化する廃棄物の処理方法。
請求項(抜粋):
粒径3mm以下に粒度調整した可溶性有害重金属の塩類を含む廃棄物を水に分散させ、pHを7以下に調整しながら該廃棄物から塩類を溶出させ、固液分離し、必要に応じ固相を水洗し、さらに乾燥・解砕して解砕物にしたのち、上記解砕物のうちの粒状解砕物、および場合に応じて粉状解砕物を造粒した造粒物の表面に、水およびセメントを用いて、未水和セメントおよびセメント水和物からなる水和生成物を存在させた粒径5mm以下の粒状物とし、次いで、該粒状物をCO2含有ガスと接触させて、該粒状物表面に微細炭酸カルシウム結晶の層を形成させる、ことを特徴とする廃棄物の処理方法。
IPC (2件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 301 M
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00 304 G
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