特許
J-GLOBAL ID:200903075514353250

低地球軌道衛星通信システムの閉ループ電力制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142967
公開番号(公開出願番号):特開平9-008719
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 適応閉ループ電力制御を行ない、ダウンリンク電力モニタを使用して、降雨損失を軽減する。【解決手段】 衛星通信システム10は、少なくとも1つの衛星通信信号中継器12と、複数の通信信号からなるフィーダリンクを少なくとも1つの衛星通信中継器に送信する少なくとも1つの地上局18と、各々が衛星通信信号中継器からのユーザリンクの通信信号の1つを受信する複数のユーザ端末13とを含む。衛星通信システムは、複数の内部ループ84と外部ループ82とを有する閉ループ電力制御システム80をさらに含む。各インナループ84は、ユーザ端末と衛星通信中継器との間で少なくとも生じる通信信号損傷をユーザリンクの1つに対して補償するものであり、外部ループ82は、地上局と衛星通信信号中継器との間で生じるフィーダリンク損傷を全ユーザリンクに対して補償する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの衛星と、少なくとも1つの地上局と、複数の地上受信機と、を有する衛星通信システムを操作する制御方法であって、地上局から衛星に第1周波数で送信されて地上局と衛星との間で減衰を被る傾向のあるアップリンク信号の複数を地上局から送信する行程であって、アップリンク信号の少なくとも1つをアップリンクリファレンス信号とする行程と、複数のアップリンク信号を衛星で受信して、次に、複数のアップリンク信号を、複数の地上受信機に衛星から送信される複数のダウンリンク信号として、第1周波数よりも低く且つ衛星と複数の地上受信機との間で第1周波数よりも減衰を受け難い第2周波数で、受信した複数のアップリンク信号の電力の関数となる電力で送信して中継する行程と、複数のダウンリンク信号から少なくともリファレンス信号を地上受信機の少なくとも1つで受信する行程であって、受信したリファレンス信号を受信ダウンリンクリファレンス信号とし、アップリンクリファレンス信号が地上局と衛星との間で少なくとも被った減衰量を受信ダウンリンクリファレンス信号から測定する行程と、測定された減衰量に応じて地上局からの複数のアップリンク信号の送信電力を調整して減衰量を補償する行程と、からなることを特徴とする制御方法。
IPC (4件):
H04B 7/15 ,  H04B 7/216 ,  H04B 7/195 ,  H04B 7/26 102
FI (4件):
H04B 7/15 Z ,  H04B 7/195 ,  H04B 7/26 102 ,  H04B 7/15 D

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