特許
J-GLOBAL ID:200903075516515452

無段変速機のベルト比測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-043801
公開番号(公開出願番号):特開平6-300102
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 理論的なベルト比を決定できる機構を提供する。【構成】 ベルト比測定装置を有する無段変速機である。無段変速機(1)は可動ベルト車(11、17)及び固定ベルト車(15、19)を備えている。測定装置は二つのトーンホイール(39、41)及び検出器(43、45)を備えている。第1のトーンホイール(39)は固定ベルト車に取り付けられ、対応する検出器(43)がそれに近接して取り付けられている。第2のトーンホイール(41)は可動ベルト車に取り付けられ、対応する検出器(45)はそれに近接して取り付けられている。第2のトーンホイールは、第2の検出器によって検知された信号が可動ベルト車の軸方向位置に関連して変化するように、角度の付いた歯(47)を有している。第1の検出器によって検知され信号と第2の検出器によって検知された信号と比較することによって、可動ベルト車の軸方向位置、したがって伝動ベルト比は決定される。
請求項(抜粋):
第1の軸(7)に取り付けられた第1の可変直径プーリ(3)及び第2の軸(9)に取り付けられ第2の可変直径プーリ(5)であって、両プーリがベルト(13)によって互いに連結されかつ固定ベルト車(15、19)及び可動ベルト車(11、17)を有する第1及び第2の可変直径プーリと、第1のプーリ及び第2のプーリの有効直径を変えて連続的に可変の駆動比を与えるように第1の可動ベルト車及び第2の可動ベルト車の軸方向運動を制御するための装置とを有する無段変速機用の、理論的にベルト比を決定する機構において、(a)第1の固定ベルト車(15)に関して固定位置に取り付けられた第1のトーンホイール(39)と、(b)第1の検出器(43)であって、第1のトーンホイール(39)の回転が第1の検出器内に電圧を誘導するように取り付けられた第1の検出器と、(c)第2のトーンホイールであって、自身の軸線に関してある角度で周囲に沿って形成された歯(47)を備えた第2のトーンホイール(41)と、(d)第2の検出器と、を備え、第2のトーンホイール及び第2の検出器は、第1の可動ベルト車(11)の軸方向変位により第2のトーンホイール(41)と第2の検出器(45)との間で等しい軸方向変位が生じるように取り付けられ、第2のトーンホイール及び第2の検出器は、第2のトーンホイールの回転により第2の検出器内に電圧が誘導されるように取り付けられ、第2の検出器内に誘導された電圧は、可動ベルト車が軸方向に移動すると第1の検出器(43)及び第2の検出器(45)からの電気信号の相対位相角度が変化するように、第2の検出器と第2のトーンホイールとの間の軸方向変位と共に変化する理論的にベルト比を決定する機構。
IPC (2件):
F16H 9/12 ,  F16H 59/70

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