特許
J-GLOBAL ID:200903075518534659

ネットワーク異常時の負荷低減方法及び方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-303417
公開番号(公開出願番号):特開平11-120104
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】ネットワーク上のあるマシンが暴走し、送信パケットを送り続けるようなネットワーク障害が発生した場合、不要なパケットをネットワークの下位層でできるだけ早い段階で廃棄し大量のパケットが送りつけられる受信側のマシンの負荷を低減する方法の提供。【解決手段】データの受信する受信手段で受信したデータの量とマシンの負荷状況から受信パケット処理の負荷状況を監視し、特定のマシンからのデータパケットが続き入力バッファが規定量よりも多い状態が続いた場合、パケット選別手段にパケット選別指示を送り、パケット識別処理でも負荷状況が改善されないほどに負荷状況が高い場合には、受信手段に受信停止要求を出し受信停止を行う負荷状況監視手段と、負荷状況検出手段より受け取った受信データのうち、負荷状況監視手段からパケット選別指示がある場合送信元アドレスをチェックし、送信元アドレスが同じデータが続いた場合、データを廃棄するパケット選別手段と、を備える。
請求項(抜粋):
複数のマシンがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、データの受信を行うデータ受信手段と、受信したデータの量とマシンの負荷状況とから受信パケット処理の負荷状況を監視し、前記複数のマシンのうち同一マシンからのデータパケットの受信が続いたために入力バッファに蓄積される受信パケット数が規定量よりも多い状態が続いた場合、送信元アドレスが一つ前のアドレスと同じパケットを廃棄するために、パケット選別手段に対して、パケット選別指示を送り、パケットの廃棄をネットワークの下位層で行うことを可能とし、パケット選別処理でも負荷状況が改善されないほどに負荷状況が高い場合には、前記受信手段に対して受信停止要求を出し、受信停止を行う負荷状況監視手段を備え、前記パケット選別手段が、前記負荷状況監視手段からパケット選別指示がある場合、受信パケットの送信元アドレスをチェックし、送信元アドレスが同じ受信パケットが続いた場合には、上位プロトコルモジュールへ該受信パケットデータを渡さずに、廃棄する、ことを特徴とするネットワーク異常時の負荷低減方法。
IPC (3件):
G06F 13/00 351 ,  G06F 11/30 320 ,  H04L 12/40
FI (3件):
G06F 13/00 351 M ,  G06F 11/30 320 F ,  H04L 11/00 320
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • データ通信ノードのバッファ制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-229397   出願人:株式会社日立製作所, 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
  • 特開昭54-088742
  • 特開昭63-128455

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