特許
J-GLOBAL ID:200903075519269096

伝熱管及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268139
公開番号(公開出願番号):特開平10-103887
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 伝熱性能を向上させると、圧力損失が大きくなってしまう。【解決手段】 金属管の縦軸方向に対して一定の螺旋角度αを有する複数の螺旋状溝2と、螺旋状溝2に対して一定の交差角度βで螺旋状溝2と交差する複数の副溝3と、螺旋状溝2及び副溝3で形成される複数の突起部4とを金属管の内周面に形成した交差溝形成伝熱管であって、金属管の内周面に形成された螺旋状溝2の金属管縦軸方向に対する螺旋角度αを10°〜40°とし、螺旋状溝2に対する副溝3の交差角度βを75°〜105°とし、副溝3の垂直壁3aの傾斜角度γ1を螺旋状溝方向に対して90°〜105°とし、傾斜壁3bの傾斜角度γ2を螺旋状溝方向に対して30°〜60°とし、螺旋状溝2の深さHfと副溝3の深さHとの比率(H/hf)を0.5〜1.0とし、副溝3の最大幅Bと突起部4の平面部4cの幅Aとの比率(A/B)を0.2〜1.0とした。
請求項(抜粋):
断面円形状の金属管の内周面に、この金属管の縦軸方向に対して一定の螺旋角度をもって相互平行に複数条の螺旋状溝を形成すると共に、この螺旋状溝に対して一定の交差角度を有する複数条の副溝を交差形成し、この副溝における、前記金属管の螺旋状溝方向に対して互いに対向する一対の壁の内、その一方の壁に、前記金属管の螺旋状溝方向に対して一定の略直角な傾斜角度を有する垂直壁を形成し、他方の壁に、前記金属管の螺旋状溝方向に対して一定の傾斜角度を有する傾斜壁を形成すると共に、前記金属管の螺旋状溝方向に対して互いに隣り合う一対の副溝の内、一方の副溝の垂直壁と他方の副溝の傾斜壁との間に、その頂部を平面部とする突起部を形成し、この金属管の内周面に形成した螺旋状溝における、金属管の縦軸方向に対する螺旋角度を、10°〜40°の範囲内とし、この螺旋状溝に対する副溝の交差角度を、75°〜105°の範囲内とし、前記金属管の螺旋状溝方向における副溝の最大幅に対する、前記金属管の螺旋状溝方向における突起部の平面部の幅の比率を0.2〜1.0の範囲内とすることを特徴とする伝熱管。
IPC (4件):
F28F 1/40 ,  B21B 1/22 ,  B21C 37/15 ,  B21D 53/06
FI (5件):
F28F 1/40 D ,  F28F 1/40 B ,  B21B 1/22 C ,  B21C 37/15 K ,  B21D 53/06 G
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-165875

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