特許
J-GLOBAL ID:200903075526211737

樹脂ペレット製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287976
公開番号(公開出願番号):特開平6-134753
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 ダイおよびカッタの損耗を防ぎ、部品交換の頻度を減らす。【構成】 多数のノズル孔8を有するダイ6と、溶融樹脂を供給する加熱フィーダ1と、ノズル孔8から押し出される樹脂をペレット化する回転カッタ11と、カッタ回転手段とを有する樹脂ペレット製造装置である。ダイ6のカッタとの対向部(セグメント22)およびカッタ刃12は、Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Niおよび不可避不純物からなる組成を有するNi合金を冷間塑性加工後に加熱処理し、Ni-Mo系金属間化合物を析出させることにより、ロックウェル硬さCスケールで57以上に硬化させたNi合金で形成されている。
請求項(抜粋):
後面から前面に貫通する多数のノズル孔を有するダイと、このダイの後面側から溶融した樹脂を前記ノズル孔へ供給する樹脂供給手段と、前記ダイの前面に沿って回転可能に配置され、各ノズル孔から押し出される樹脂を切断してペレット化する回転カッタと、この回転カッタを回転駆動するカッタ回転手段とを有する樹脂ペレット製造装置において、前記ダイの、少なくとも回転カッタとの対向部は、Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Niおよび不可避不純物からなる組成を有するNi合金を冷間塑性加工後に加熱処理して、その素地中にNi-Mo系金属間化合物を析出させることにより、ロックウェル硬さCスケールで57以上に硬化させたNi合金で形成されていることを特徴とする樹脂ペレット製造装置。

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