特許
J-GLOBAL ID:200903075537085814

排ガス中の塩化水素の乾式除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300851
公開番号(公開出願番号):特開平11-063468
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中の塩化水素の乾式除去方法において、脱塩残渣の有効利用の幅を拡げ、リサイクルの可能な塩化水素の乾式除去方法を提供する。【解決手段】 廃棄物等の燃焼により塩化水素を含む排ガスは、排ガス流路10を経て集塵装置11でダストを除去し、さらにガス浄化装置13で脱塩・脱硫される。このとき排ガス流路12には、塩化水素と反応性の良好な重曹、ソーダ灰等のNa系脱塩剤15を供給する。そのため、脱塩残渣22として回収された塩化ナトリウムは、そのまま、あるいは蒸発乾固してソーダ会社へ再利用のため還元できるし、融雪剤等にも有効利用できる。また、海水の組成とも同様であり、従来の脱塩残渣である塩化カルシウムに比較して、処理の選択の幅がきわめて大きい。なお、本発明は従来の一般的なごみ焼却炉でも、熱分解反応器による廃棄物処理系でも、いずれを問わず適用できる。
請求項(抜粋):
廃棄物等の焼却炉から排出される排ガス中の塩化水素を、ナトリウム系の脱塩剤により除去することを特徴とする排ガス中の塩化水素の乾式除去方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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