特許
J-GLOBAL ID:200903075538662122

通信装置及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166830
公開番号(公開出願番号):特開平11-017593
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 移動局の高速移動に伴う急激なフェージング変動にも対処でき、制御情報の伝送時の処理遅延にも追従できる。【解決手段】 移動局2Aから受信した電力レベルと目標電力レベルとの差を量子化して送信電力制御情報を出力する手段33と、過去の送信電力制御情報の系列に応じ量子化スケールを適応的に変更するスケール適応手段34とを少なくとも含む送信電力情報生成回路30を基地局1Aに設け、基地局1Aからの送信電力情報の系列に応じ量子化スケールを適応的に変更するスケール適応手段42と、量子化された送信電力符号を逆量子化する逆量子化手段41と、逆量子化された差信号をフェージング情報に変換してその系列に基づいてドップラ周波数の推定値を求める手段46と、推定値を予測係数へと変換する手段47とよりなる送信電力制御回路40を移動局2Aに設ける。
請求項(抜粋):
第1の通信装置が第2の通信装置からの受信電力を測定し、測定された受信電力と目標電力との差に応じた送信電力制御情報を生成し、上記第2の通信装置が上記第1の通信装置から送信された送信電力制御情報に応じて送信電力を制御する通信システムにおける上記第2の通信装置である通信装置において、上記第1の通信装置より供給された送信電力制御情報を逆量子化した差信号をフェージング信号に変換し、このフェージング信号の系列からドップラ周波数を推定して、このフェージング信号の系列及びドップラ周波数の推定値に基づいて、現時刻から電力制御系での処理時間だけ経過したときのフェージング信号の推定値を予測する送信電力制御手段と、予め保持された目標電力レベルに、上記送信電力制御手段により生成された上記フェージング信号の推定値を加算して電力制御値を生成する加算手段とを備えることを特徴とする通信装置。
IPC (5件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/26 ,  H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 ,  H04B 3/04
FI (5件):
H04B 7/005 ,  H04B 7/26 102 ,  H04B 3/04 C ,  H04B 7/26 C ,  H04J 13/00 A

前のページに戻る