特許
J-GLOBAL ID:200903075539277729

鋼板曲げ加工における加熱点及び加熱線の決定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-261088
公開番号(公開出願番号):特開平11-156447
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 木型を用いることなく加熱点及び加熱線を決定することができ、また加熱点及び加熱線の自動決定に資することができる鋼板曲げ加工における加熱点及び加熱線の決定装置を提供する。【解決手段】 CADデータ等の設計データで三次元座標データとして与えられる目標形状データ12と被加工物である鋼板の表面形状をレーザー計測等により実測した三次元座標データとして与えられる鋼板計測データ13とを読み込み、仮想的を目標形状を仮想的な鋼板上で転動して求まる接点に基づき鋼板上の加熱点を決定する加熱点決定手段11と、加熱点決定手段11で決定した加熱点を一定の条件の下でグループ分けし、各グループ毎に加熱点を結んで加熱線を決定する加熱線決定手段14とを有して加熱線データを鋼板上の点列データとして得るようにしたものである。
請求項(抜粋):
曲げ加工に伴う鋼板の目標形状である目標形状データで形成した仮想的な木型を、鋼板の表面形状を実測して得る鋼板形状実測データで形成した仮想的な鋼板上に載置し、上記木型若しくは鋼板を所定の基準位置から上記鋼板の断面を含む面内でフレームライン等、鋼板上の特定のラインに沿って転動し、木型と鋼板とが2点で接触した場合の鋼板側の接点をA、Bとするとともに木型側の接点をC、Dとし、その後木型若しくは鋼板を逆方向に転動して上記基準位置に戻し、このようにして基準位置に戻した状態で上記接点A、Bを結ぶ直線Uと上記接点C、Dを結ぶ直線Vとを求め、両直線U、Vの交点に基づき加熱点を決定することを特徴とする鋼板曲げ加工における加熱点の決定方法。

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